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レトロな企業広告

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このページの一部は、インディアナ大学のメデ
ィア・コレクション・オンラインのページから
クリオ賞の受賞CMを参考にしました。
全てのCMが無料で見られます。

シボレー『魔法の乗り心地篇』(アメリカ 1961
カンヌグランプリ)

「1961年型シボレーです。他に一体何があるというのですか? マジック感覚に一番近い車、シボレー。お近くの代理店へどうぞ」

ポラロイド『動物園篇』(アメリカ 1964)

「ポラロイド・カラー・バック・カメラでカラー写真を撮らないのは、自分の人生で何かをし忘れたのと同じです」

シボレー『インパラ 頂上篇』(アメリカ
1964 カンヌ銀、クリオ賞)[1]

「1964年のシボレーは、すべてのクルマ車のトップに立っています。お近くのシボレー代理店までどうぞ」

アルカ・セルツァー『おなか篇』(アメリカ
1966 NYADC金)

「どんなおなかの人でも、調子が悪くなったら、アルカ・セルツァーをどうぞ。動悸を静め、イライラや胸やけを取り除き、うっとおしさを吹き飛ばし、頭痛を静めます。1966年現在、アルカ・セルツァーほど効き目のあるものはありません。まったくです」

ローラー・スカダーズ『スーパーマーケット篇』
(アメリカ 1965 カンヌグランプリ)

「ローラー・スカダーズのコーンチップス。こらえきれずに全部食べちゃった」

D.L.クラークカンパニー『クラーク・ティー
ベリー・ガム ティーベリー・ステップ篇』
(アメリカ 1966 クリオ賞)

「クラークのティーベリー・ガムが、ティーベリー・ステップをプレゼントします。クラークのティーベリー・ガムで、ちょっと楽しんでください。さあ楽しんでください。クラークのティーベリー・ガムを試してごらんなさい」

ブラニフ・インターナショナル『老婦人篇』
(アメリカ 1966)

「私どもブラニフ・インターナショナル航空は、去年、空の旅を一新しました。皆さまに気に入っていただけるかどうか心配でしたが。今では気に入ってくださる方が多すぎるような気がします。もちろん、私どもは記念品あさりに反対などいたしません。それがゆきすぎにならない限りは」

バーリントン『ソックス ダンス篇』(アメ
リカ 1967 カンヌグランプリ、クリオ賞)

「片足にバーリントンのソックス、片足に他社のソックス。ソックスをずり落とそうと激しく動くが、バーリントンのソックスはずり落ちない。男はやがて諦めて椅子に倒れる」

アメリカン・モーターズ『大使篇』(アメリカ
1967 カンヌ銀)

「アンバサダーはまるで赤いじゅうたんをひいたような高級な気分をかもし出してくれる車です。フルサイズでクッションのやわらかな乗り心地。アンバサダーは、他の車に比べて最もこのじゅうたん感覚を与えてくれる車なのです。今すぐにこの感覚の欲しい人のために」

カンタス航空『木の上篇』(オーストラリア
1968 クリオ賞)

「耐えられない。本当に耐えられない観光客。ともかく観光客でオーストラリアはいっぱいだ。誰をうらんだらいいんだろう。そうさ、きっとカンタスだ。カンタス、航空会社にしちゃなんて名前なんだ。毎日毎日、僕はカンタスなんて大嫌いさ」

ユニオン・カーバイド『絶縁体篇』(アメリカ
1968 NYADC金、クリオ賞)

「この箱はユニオンカーバイドの断熱材で裏打ちしてあります。といっても目立つほどではありません。ただ紙と金属箔を交互に重ねたものです。必要に応じて厚くも薄くもできます。ところがこれが、高熱や低温を保ったり、熱くなったり冷たくするのを防ぐということになると、これまでのどんなものよりも25倍から100倍も優れているのです。この超断熱材を1cmの厚さで覆った冷蔵庫は、液体ヘリウムを零下420度に保ったまま、ニューヨークからロサンゼルスまで運ぶことができます。1/2インチの厚さなら、片方で2,000度の熱さでも片方は手で触れます。熱いコーヒーをこの箱に入れて1ヶ月間、フリーザーのなかへ入れてみてください。取り出した時には、コーヒーはまだ熱いと思いますよ」

イースタン航空『二度目の夏篇』(アメリカ
1968 NYADC M.D. クリオ賞)

「イースタン航空よりお知らせします。二度目の夏が始まりました。この夏、あなたがなさったことを、もう一度この冬に繰り返すことのできるチャンスです。フロリダは、もう一つの夏、バハマ諸島も、もう一つの夏。プエルトリコももう一つの夏なら、メキシコも、もう一つの夏です」
「この冬は、泳いでください。釣りをしてください。ゴルフをしてください。夏の間楽しんだあらゆることを、もう一度楽しんでください。イースタンが、あなたを二度目の夏にお連れします」

シボレー『ショールーム篇』(アメリカ
1968 ヴェニス銀)

アメリカン・モーターズ『チャレンジ篇』
(アメリカ 1969 NYADC D.M.)

「車をスポーツカーとして乗られたくない方もいるでしょう。しかし、ジャベリンなら、60m 7.86秒で走ります。今ではアメリカン・モーターズは高速スポーツカーのメーカーとしての定評を得ています」

アルカ・セルツァー『終わらない昼食篇』
(アメリカ 1970 クリオ賞、ヴェニス金)

コダック『ジェニファー篇』
(アメリカ 1970 カンヌ金)

「子どもというのはとんでもないことを言うけれど、正しい考えの持ち主です。そこで、私たちはジェニファーに、コダック・インスタマチック・カメラの使い方を説明してもらうことにしました」
「やさしいでしょ? 使ってみない? 私を写してくれない? 私が使い方を教えてあげるから。ここから覗くの。もし見えなかったら、その穴から手を離すの。笑うわよ。私が見えたらシャッターを押して。私が完全に見える? 写して! ほーらできたでしょう」
「コダック・インスタマチック・カメラは10ドル以下のお値段です。コダックの取扱店へどうぞ!」

ゼネラル・フーヅ『クール・ホイップ篇』
(アメリカ 1971 NYADC D.M.)

「少しだけというのに、多すぎたり、少なすぎたり、という間違いは、誰にでもあることです。そんなわけで、あなたの料理の腕試しは悲劇に終わってしまうのです。そこで私たちはとっても美味しいクール・ホイップを作りました。分量を測ったり、混ぜ合わせたりしないでも、すぐ使えます」
「だから、どんなまずいことが起ころうと、あなたのデザートは、いつもいい味です。乳製品ではないクール・ホイップ。彼でもできるんですから、あなたもきっと大丈夫です」

アメリカン・ツーリスター『ゴリラ篇』
(アメリカ 1971 NYADC金、クリオ賞)

「乱暴なタクシーの運転手、そそっかしいドアマン、いつも忙しいポーター、いい加減な手荷物係長、というように、スーツケースを粗末に扱う人は、世界中いたるところにいるのです。私たちは、どんな扱いにも耐えることのできるスーツケースを作っています」

ボルボ『これこそハードトップ篇』
(スウェーデン 1971 カンヌグランプリ、
クリオ賞)[1]

「これこそハードトップ(丈夫な屋根)というべきでしょう。
ボルボは、平均寿命11年という長寿を誇る車です」

ペプシコ『ペプシコーラ 若いアメリカ篇』
(アメリカ 1971 NYADC D.M.)

「楽しい家に爽やかさを届けるペプシ
楽しく生きていきたいなら
イキイキとした気分になれるペプシ
ペプシの時代がやってきたんだ
さあ 君もペプシを
生活をもっと楽しくしてくれるよ
もうペプシがない生活なんて考えられない」

アルカ・セルツァー『マーマ・ミーヤ篇』
(アメリカ 1971 NYADC金、クリオ賞)

「肉のたっぷり入ったオツな味のミートボール!」
「カット! 本番59回目、用意、スタート!」
「ジャック、ジャック」
「こんな時、アルカ・セルツァーが必要です。アルカ・セルツァーは、あなたの胃を楽にします。私たちが、あなたを助けるでしょう」
「マーマ・ミーヤ! ピリッと辛みのきいたミートボール!」
「カット! しようがない、それじゃあ昼飯にしようか」

ニューヨーク・レーシング・アソシエーション
『サラブレッド篇』(アメリカ 1972 NYADC
金、クリオ賞)(上記のCMと少し違う)

メルセデス・ベンツ『バレエ篇』
(アメリカ 1973 クリオ賞)

コカ・コーラ『いかだ篇』(アメリカ
1973 クリオ賞)[1]

ゼロックス『フットボール篇』(アメリカ 1973
NYADC金、クリオ賞)

「あと2分だ! 押して行け! 試合前に教えたとおりにやるんだ! やれ! それじゃダメだ! おい、カラーミ! こっちへ来い! 試合逆転の瀬戸際だ。この作戦を大急ぎで皆に配れ。おい、よく聞けよ。これはチームのための重要な任務なんだぞ。早くやれ、カラーミ!」
「ゼロックスは、あらゆるコミュニケーションの場で役立っています。ビジネス、行政、教育、医学、月世界旅行。人々に必要な情報を、必要な時を逃さずに提供するゼロックス」
「よし、皆1枚ずつ取れ。いいな、よし行け!」

ジレット・プラチナ・プラス『父と子篇』
(アメリカ 1973 クリオ賞)

「今日、ジレットはあなたのお父さんが使っていたカミソリの刃より、はるかに優れた両刃を作っています」
「あなたの肌をなめらかに剃り上げる刃、それがプラチナ・プラスです」
「そしていつの日か、ジレットはあなたの息子さんのために、もっと優れた両刃を開発することでしょう」
「人の心はいつまでも変わらない。カミソリの刃のパイオニア・メーカー、ジレット。今でも第一人者です。ジレットのプラチナ・プラス」

オザイト・カーペット『動物園篇』
(アメリカ 1973 クリオ賞)

ボーイング747『旅行家たち篇』(アメリカ
1974 クリオ賞)

「広々とした機内。頭も膝も肘も、つっかえるということがありません。まるで空を飛ぶデラックスなホテルといった感じ。次回から旅のお供は、ボーイング747とお決めください。旅の楽しさが倍増します。人と人を結ぶボーイング」

メトロポリタン生命保険『学校の始まる
日篇』(アメリカ 1974 クリオ賞)

「メトロポリタン生命保険では、未来とは今日のことです」

フィアット『フィアット124 スタント・
ドライバー篇』(イタリア 1974 NYADC金
、クリオ賞)

「この男は、クルマに命をかけています。彼の名前はレニー・ジュリアン。ヨーロッパで活躍している最高のスタント・ドライバーです。ヨーロッパでは、50種類のクルマの中からスタントカーを選ぶことができますが、100本ものフィルムに出演しているなかで、彼が最も多く使ったクルマはフィアット、そしてフィアットの中で最も彼が好んでいるのはフィアット124。これはファミリーカーです」

サザン航空『乱痴気騒ぎ篇』(アメリカ
1975 NYADC金)[30秒]

「2等へどうぞ」
「スチュワーデスが「2等へどうぞ」という時、それが何を意味しているか、あなたはご存知でしょう。「百姓どものところへ行け」ということなのです。サザン航空は、お客様を階級が劣った人間のように扱い、恥かしめることはいたしません。サザン航空の等級に一歩足を踏み入れると」
「今日は! ミスター・ビル。お好きなお席へどうぞ」
「貴族と百姓を区別するカーテンはありません。どなたにも平等に、広々としたスペースでくつろいでいただけます。サザン航空の等級はただひとつ、しかも、それは2等サービスではありません」

ストロース・ライトビール『カストロ篇』
(アメリカ 1990 クリオ賞)

「アメリカと、たった今、取引を完了したと言っています」
「ウォッカよりも、ソ連国民のためになる」
「アメリカに、ストロース・ライトを送って欲しいと言っています」
「味がある」
「唯一の素晴らしいビール」
「ビンで来る」
「缶入りで来る」
「缶入り」
「ラベルに私の写真を」
「そうした方がいい」
「彼はその方がいいと言っています」
「他のどんなライトビールとも違うストロース・ライト。バイバイ、ウォッカ。ハロー、ストロース」

ソニー『トリニトロン 人生篇』
(日本 1985 クリオ賞)

ラジオ・レンタル『大きなねじ回し篇』(英国
1986 クリオ賞)

デュポン・テフロン加工・シルバーストーン
『滑る、落ちる篇』(英国 1989 カンヌ金)

ゼロックス『修道士篇』(アメリカ
1976 NYADC金)[1]

「あと500部、持ってきてくれないか」
「やあ、神父様、お元気ですか」
「ちょっと大変な仕事を頼みたいんだけれど」
「はい、出来上がりました。おっしゃったとおり500部ありますよ」
「奇跡じゃ!」

パイオニア『ソニー・ロリンズ篇』(日本
1978 NYADC D.M.)

「1959年、1人の偉大なジャズのサキソフォンプレイヤーが、自分の芸に疑問を抱き、12年にわたる輝かしいキャリアを捨てました。音楽界から姿を消したソニー・ロリンズは、毎晩1人でブルックリンの橋に立ち、練習を続けたのです。何ヶ月も、彼は星に向かってサックスを吹き続けました。そして自信を取り戻した時、彼は再び最高のジャズプレイヤーとして、人々の前に戻ってきたのです」
「パイオニアは、音楽への妥協を許さぬ情熱を理解し、ミュージシャンが吹きこむ音楽を、そのままのかたちで皆さんにお伝えするハイファイ・コンポを作っています。音楽を本当に愛する人々の間で、No.1の評価を得ているパイオニア。パイオニアは、そのままの音をよみがえらせます」

サムソナイト『フットボール篇』(アメリカ
1978 NYADC D.M.)

「サムソナイト対ピッツバーグスティラーズ」
「タフなカバンだ」
「サムソナイトは、こんなタフなカバンを、400種類以上も作っています。あなたのカバンも、サムソナイトで」

リーバイス『ブランドネーム篇』(アメリカ
1978 クリオ賞)

フィアット『フィアット124 滝篇』
(イタリア 1979 NYADC D.M.)

「私は最も危険なスタントはフィアットと決めています。さあ、滝下りの準備が整いました。エンジンの調整とスパークプラグを交換して、見事に成功! 私は自分を信頼し、フィアットを信頼しています」

コカ・コーラ『土曜の夜篇』(アメリカ
1979 NYADC D.M.)

マクドナルド『朝の輝き篇』(アメリカ 1980
NYADC金)

「こんなすばらしい朝の目覚めを 誰が与えてくれるだろう
夜が明ければ コーヒーが熱く香り 素晴らしい1日が始まる
こんがり焼けたポテト
さあ あなたも朝食を
マクドナルドみたいにおいしい朝食は、誰も真似できないのさ」

コカ・コーラ『ミーン・ジョー・グリーン篇』
(アメリカ 1980 NYADC金)

「グリーンさん、手を貸しましょうか。一言いいたいんです。あなたは最高のプレイヤーだって」
「そうか」
「コークあげようか。飲んでもいいよ」
「いらんよ」
「遠慮しないで」
「よし、ありがとう」
「じゃ、また」
「おい坊や、受け取れよ」
「ありがとう。ミーン・ジョーン・グリーン」

ニューヨーク・ステート・ツーリズム『ブロ
ードウェイ I Love New York篇』[2][3][4][5]
(アメリカ 1980 クリオ賞)

「私はニューヨークが好き。特に日の暮れた後の」

アメリカン・モーターズ『レーベル 自動車教習
所篇』(アメリカ 1969 NYADC金、クリオ賞)

「この調子では、教官よりレーベルの方が長持ちしそうです」

クラッカー・ジャック『寝台車篇』(アメリカ
1969 NYADC D.M.,クリオ賞)

アメリカン・モーターズ『マーゴ篇』
(アメリカ 1968,1969 NYADC D.M.)

「ブロッコリーって、見かけが嫌だね、マーゴット。あれ、マーゴットじゃない」
「あら、あなたチャーリーじゃないのね」
「君は僕の車で何をしているんだい」
「あなたこそ、私の車で何をしているのよ」
「なんだって、よく見ろよ。これは僕の赤いジャベリンだろ。8トラックのカーステレオ付きで、ハンドルの傾斜が調節でき、ギヤが自由に操作できる車なんだ」
「そうよ」
「そうよ、だって!?」
「パパは?」
「この子は誰なんだ」
「いいわ、警官を呼んでくるわ」
「警官?」
「アメリカン・モーターズが、ジャベリンを売り出した時、すでに5種類のスポーツカーが市場に出回っていました。こんなハンディキャップを抱えていたのですから、この車が今のように人気を得るとは、誰にも想像がつきませんでした」
「マーゴット?」
「チャーリー!」
「君はひどい間違いをしている」
「待って!」
「マーゴット!」

バージニア・スリム『女性専用煙草篇』
(アメリカ 1969 クリオ賞、NYADC D.M)

「女は強くなったものだ」
「俺に言わせりゃ女は強くなりすぎたよ。女は家庭をきりまわし、そのうち世界をきりまわしかねない。いや、もう世界を動かしている。女の権利なんか取り上げちまえばいいんだ。投票なんかさせるな。生活権なんか奪え。財産権もやるな。女のために作ったバージニア・スリムだよ。女にしてやられた。俺だってバージニア・スリムを吸っているんだ。俺に言わせりゃ、女に吸わせるには上等すぎるタバコだね」
「バージニア・スリム。女性のために作られた唯一のシガレットはこれだけです」

TWA『ミリオン・ダラー・ボーナス
シンバル篇』(アメリカ 1970 クリオ賞)

「はい、TWA遺失物係りです。指ぬきですって?」
「シンバルだよ。指ぬきじゃない。シンバル」
「ああ、シンバルね。保管していますよ」
「あった? 届けてくれないかな。楽屋だよ。エファレムを訪ねてきてくれ」
「すぐ参りますから、ご心配なく」
「TWAが顕著なサービスをした従業員に対して100万ドルボーナスを出すことを約束した時、顕著なサービスってどんなものか、よく分かっていませんでした」
「シンフォニーホールへ。急いで! もっと急いで! エファレムを探さなきゃならないんだから」
「TWAの100万ドルボーナス。役に立っています」

P&G『キャメイ石鹸 小さなお店篇篇』
(アメリカ 1970 カンヌグランプリ)

「キャメイが欲しいんだけど」
「ベッカーさん、古いキャメイですか、新しいのですか?」
「どう違うのですか?」
「新しいほうが2倍泡立ちます。最高の泡立ちなんです。それになめらか。触ってごらんなさい」
「わかりますわ(I feel it.)」
「今までの倍の泡立ちがあるでしょう」
「わかりますわ(I feel it.)」
「泡がクリームのようでしょ」
「感じますわ。感じますわ(I feel it. I feel it.)」
「アルバート!」
「ルーシー!」
「ニュー・スーパー・キャメイは、ふつうの石けんの2倍の泡立ち、2倍のなめらかさ。信じられなかったら、一度お使いになってみてください」

ピューリナ・ミャオ・ミックス『歌う猫篇』
(アメリカ 1974 NYADC銀、クリオ賞)

<フォルクスワーゲンのCM(14種類)>

フォルクスワーゲン『バンド篇』(ドイツ
1960 カンヌ銀)

「誰もが、いかにフォルクスワーゲンのセダンが小さいか知っています。9人も乗れて、その上荷物もたっぷり積める。フォルクスワーゲンのセダンは、他のセダンよりももっと広く、しかももっと安いのです」

フォルクスワーゲン『除雪篇』(ドイツ 1964
カンヌ金、NYADC金)[1]

「あなたは、人間が豪雪の中、一体どうやって運転するのか考えたことがありますか?」
「彼はフォルクスワーゲンを運転しているのです。だから、もう悩んだりする必要はありません」

フォルクスワーゲン『アニメーション篇』
(ドイツ 1966 NYADC金)

「登場しますはフォルクスワーゲン」
「姿かたちは少しも変わっていません。変わり続けるのは内部だけ。ブレーキ、クラッチ、トランスミッション、エンジンなどは何百回も変わりました」
「見かけは色々と変わっても、中身はそのままという車があるようですが、フォルクスワーゲンはその逆をいく車です」

フォルクスワーゲン『ステーションワゴン
サーカス篇』(ドイツ 1966 クリオ賞)

「あなたは以前にも、こんな奇術をご覧になったことがあるでしょう。けれども、フォルクスワーゲンでは、これは奇術でも何でもありません。フォルクスワーゲンは大人が9人楽に乗り降りできるうえ、サンルーフ、4ドアなどを利用して、普通想像もできないものまで入ってしまうのです」
「レディース・アンド・ジェントルメン、これがフォルクスワーゲンのステーション・ワゴンです!」

フォルクスワーゲン『ジョーンズ氏篇』
(ドイツ 1968 NYADC D.M.)

「ジョーンズ氏とクランプラー氏はお隣同士です。2人とも3000ドルずつ持っています。そのお金でジョーンズ氏は3000ドルのクルマを買いました。クランプラー氏は、そのお金で新しい冷蔵庫と、新しいガスレンジと、新しい洗濯機と、新しいステレオと、新しいテレビ2台、そのうえに新しいフォルクスワーゲンを買いました」
「ジョーンズ氏はいま、お隣さんに生活レベルを合わせなきゃならないという問題を抱えこんでいます」

フォルクスワーゲン『月着陸篇』(ドイツ
1969 カンヌ銀)

「科学者なら誰でもいうように、今日では未知の惑星に旅行することは、それほどたいした問題ではありません。そこに到着した後で、問題は起きてくるのです」
「ロケットから出た場合、誰も見知らぬ土地で、ガスや油などを切らしたくありませんから、あまり燃料を使わないですむ探検車が必要となります。またその探検車は、高温にも低温にも耐えられるものでなくてはなりません。そのうえ、その星の地面かは"生のチーズ"みたいに固い状態から、"糖蜜"みたいなどろどろした状態までのあいだのいずれかなのですから、探検車には特別な運転能力が必要です。これらすべてを考慮に入れて、私たちV-1500の乗組員は、フォルクスワーゲン・セダンをクセノフォン機に合う、最もよい車として選んだのです」

フォルクスワーゲン『紙の壁篇』(ドイツ
1970 NYADC D.M.)

「フォルクスワーゲン・カーマンギアは、最も経済的なスポーツカーです。最も力強いとは言えませんが」

フォルクスワーゲン『葬式篇』(ドイツ
1970 NYADC金)

「私は生まれつき、安定して健全な精神と肉体を持っている。したがって、次のような遺言を残す」
「まず、明日などなきがごとくお金を使っていた私の妻ローズには、100ドルと1枚のカレンダーを残す。私の息子たち、ラドニーとビクター(彼らは私が与えた10セント銀貨全てを、風変わりな車と身持ちの悪い女につぎ込んでいたが)には、10セント銀貨で50ドルを残す」
「また、浪費することが唯一のモットーであった私の仕事仲間ジュールズには、全く何も残さない。そして、これまた1ドルの価値を知らなかった私の他の友達と親戚には、1ドルずつを残す」
「最後に私の甥であるハロルド、彼はよく「1銭の節約は1銭のもうけ」といい「マックスおじさん、フォルクスワーゲンを持つことは、損にはならないんですよ」といっていたが、彼には私の全財産1,000億ドルを残す」

フォルクスワーゲン『トーチャー・テスト篇』
(ドイツ 1970)

「私たちフォルクスワーゲン社では、車の見てくれはあまり気にしません。性能こそが大切だからです。そこで、毎日毎日、23年間というもの、テストテスト、それも苛酷なほどのテストを繰り返してきました。たとえばドアの蝶つがい、ボンネットのロック、シート、ショック・アブリーバーといったものにいたるまで、こんな小さなことに、これだけ大騒ぎする自動車会社って、他にありませんよね」

フォルクスワーゲン『49 オートショー篇』
(ドイツ 1970 NYADC金)

「さて、1949年の自動車ショーの花型、未来の車、デソートの新車!」
「ファッション界の次の流行は長いスカート。自動車の次の流行はスチュード・ベーカーです」
「来年のアメリカ車には、サイドにこの穴が開くことになるでしょう」
「長持ちする車を買おうとお思いなら、お近くのパッカードの代理店へご連絡ください」
「寿命が長く、幅が広く、新しい、49年型ハドソンは、あなたの車」
「フォルクスワーゲンは、常に改良され、実験され、洗練されてきました。形は一貫して変わりませんが」
「1949年以来、私たちフォルクスワーゲン社では、常に約束を守ってきました」

フォルクスワーゲン『カウボーイ篇』
(ドイツ 1970 NYADC金)

「ミズーリ州でリチャード氏は、自分の羊の群れを馬に乗って追うのではなく、てんとう虫(ビートル)に乗っています」
「てんとう虫、それは最も素早く動く、頼もしい、生きている動物のことです」

フォルクスワーゲン『兎篇』(ドイツ
1970 NYADC D.M.)

「1949年、アメリカにフォルクスワーゲンは、たった2台しかありませんでした」

フォルクスワーゲン『誰に投票しますか篇』
(ドイツ 1972 ヴェニス銅)

「最初の車は、最も高価でファンシーな車です。そして次は最も安価な車、フォルクスワーゲン。あなたはどちらの人に投票なさいますか?」

フォルクスワーゲン『ラビット ウィルト・
チェンバレン篇』(アメリカ 1980 NYADC金)

「フォルクスワーゲンのラビット、運転しやすそうな車ですね。だからこの車を?」
「いや、別にそのためじゃない」
「発進から時速50マイルまでが8.3秒だから?」
「違うよ」
「じゃあ、なぜラビットを?」
「僕のロールス・ロイスより天井が高いからさ」
「それがそんなに大切なことですか?」
「そうなんだ。ウィルト・チェンバレンにはね」 「フォルクスワーゲンがまたやった!」

スバル『You Always Hurt the One You
Love篇』(日本 1986 NYADC銀)

「人は車を愛したり、憎んだりする。また愛しても、車を正しく取り扱っているとは言えない。車の受けている虐待にもかかわらず、1974年に登録したスバルのうち、90%はまだ走っています。
もし人々がそんなに車を愛さなかったら(虐待しなかったら)、どんなにもっと長く使えるか、想像してごらんなさい。
安上がりで、そのままでいられます」

ユニローヤル・レイン・タイヤ『怪物篇』
(アメリカ 1967 クリオ賞)

「雨が降ってくると、快適な道路が、ずるずるとすべりやすい怪物に豹変することがあります。そんな時、雨用タイヤの出番。これがなければ、どうしようもありません。ユニローヤル独自の製法によるレイン・タイヤです。でも太陽が顔を出したらどうするのか、ですって? 見て下さい。このシャープなコーナーリング。
レイン・タイヤ。
いつ雨が降るか、油断は禁物です」

バーマ・カストロール・オイル『エンジン
・ネットワーク篇』(カナダ 1986 クリオ賞)

「あなたが使っているエンジン・オイルは、現代の車の酷使に耐えられますか? 現代の車のエンジンは以前の車の2倍のスピードでオイルを循環し、オイルを2倍働かせます。だからこそ、あなたはローヤルが必要なのです。排出物等による故障を防ぐための成分を、添加しました。カストロールXLR。現代の車のために、開発されたオイルです」

ペプシコ『ペプシ・コーラ ウィルバー篇』
(アメリカ 1985 NYADC D.M.)

「ウィルバー、どうした?」
「コークが変わったんだ」
「それがどうした。何かまずいことでも?」
「よく分からない。確かにコークを変えたんだ」
「俺たちに聞いてみればよかったのに」
「3つの大戦と砂嵐をくぐりぬけても、この味にしがみついていたのに、あんまりだ」
「何かきっと大きなことが変えたんだね」
「きっと、よっぽど大きなことだね」
「本当にそうだ」
「ペプシ。新しい時代の選択。聞いてみればよかったのに」

ジョニー・ウォーカー『はにかみ屋のグラス篇』
(英国 1962 カンヌグランプリ)

「ジョニー・ウォーカーは、古き良き時代物」
「スコッチの中のスコッチです」

ルノー『デート アルゼンチン篇』
(フランス 1964 カンヌ金)

「ルノー4Lは、インダストリアル・アルゼンチン・カルザーで作られた品質の優れた車です」

ミッドランド銀行(英国 1964
カンヌ金)

「人間て、だいたいみんな似たり寄ったりですよね。朝起きてから、通勤して仕事して、旅行して。誰だって悩みごとは持っているし、全てを足してみると似たような計算になる。
同じことなら、お金の言葉を理解する人たちのところに行きなさい。ミッドランドの人たちは良き理解者ですよ」

コカ・コーラ『コーク・テクニック篇』
(オーストラリア 1969 カンヌ銀)

「全編ソラリゼーションという特殊技法を使ったCM」

ユニ・ロイヤル『大きな足篇』(フランス
1972 カンヌ銀)

「フランス人は、知らず知らずのうちにこんな運転をしているんです。なぜって、乗っているクルマのタイヤがアンバランスにすり減っているから。こんなタイヤでは、2本のタイヤで走っているのと同じです。ユニロイヤルのビッグ・フィートタイヤ。これなら、4本のタイヤで走っていることが実感できます」

リーバイス『後ろを歩く篇』(ベルギー
1971 カンヌ金)

『ドライ・ケーン』(英国 1972 カンヌ
銀)(上記のCMと少し違う)

「ここはバルバドス。ここには、やりきれない気持ちになった時、飲むお酒があります。ドライ・ケーン。ストレスを解消し、クールな気持ちにしてくれるお酒です」
「ドライ・ケーン 人生が耐えられなくなったときのために」

タフ・ワーク・ブーツ『ファッション・
パレード篇』(英国 1972 カンヌ金)

トリグ・ハンザ『老婦人篇』(スウェーデン
1971 カンヌ銀)

シアタ・トラック『ウェディング・ケーキ篇』
(スペイン 1973 クリオ賞)

ベンソン・アンドヘッジズ『帽子篇』
(英国 1974 NYADC国際部門金)

「マイルドなビッグシガーであるスペシャル・パナテラは、真面目に取り組んでもらわないといけないタバコなのです」
「ベンソン・アンド・ヘッジズより新発売」

ウォーターマン・ペン『ラブ・ストーリー篇』
(フランス 1978 クリオ賞)

「ウォーター・マンの万年筆"卒業"です」

エペダ・マットレス『しゃっくり篇』(フランス
1978 クリオ賞)(1974)(1976)[2][3](1979)

「エペダのダブルスプリングマットレスを使えば、眠っている人を起こさずに、楽しい夜を過ごせます」

フォルクスワーゲン『ビートル 虫殺し篇』
(ドイツ 1970 カンヌグランプリ)

「この虫を殺さんものと、さまざまな人がさまざまな手を尽くしてきた。どんなに頑張っても、フォルクスワーゲン・ビートルは絶対に死なないよ」

パスタ・アグネス『パスタ・アグネス篇』
(イタリア 1987 クリオ賞)

「この静けさにびっくりしないでください。おいしいものを食べるとき人は黙っているのです」

パナソニック『湿乾両用シェーバー 驚き篇』
(カナダ 1985 クリオ賞)

「パナソニックから驚くようなことをお見せします。驚いたでしょう。ドライでもウェットでも、どちらでヒゲを剃る場合でも、パナソニックは滑らかで、驚くほど簡単に深剃りができます。パナソニックにはびっくりするようなことがあります」
「パナソニック 時代の先端をいきます」

パスコ『ハンキーパンキー篇』(英国
1978 クリオ賞)

「マダム、ハンキーパンキー(俗語で男と女がいちゃつくの意味がある)をいかがですか?」
「ちょっとしゃぶるだけでいいんですが」
「みんなやってるんですよ。パスコの新製品ハンキー・パンキーは、ピーナッツにたっぷりキャラメルをまぶしたおいしいお菓子。試してみなきゃ、おいしさはわかりませんよ」
「誰だってハンキー・パンキーは好きですよ」

アキュリスト・ウォッチ『ナイトブリッジ篇』
(英国 1978 クリオ賞)

「アキュリスト時計の人気をご紹介します。あなたの時計は、そう、やっぱりアキュリスト! ありがとうございます」
「マダム、失礼、これは違う」
「あった! またまたアキュリスト!」
「あなたのはどこ? さあ、早く見せて。これはアキュリスト(手首)ならぬアキュアンクル(足首)でした!」

カリフォルニア・クーラー『Matt D篇』
(アメリカ 1985 NYADC銀)

「俺は、カリフォルニアが大嫌いだ、わかるかい?」
「「今日1日、楽しく過ごしてね」というようなものだ」
「サーフィン日和だ、エヘヘ!」
「つまり、あいつらにとって文化とは、ヨーグルトなんだ。フォーマル・ディナー・パーティは、靴をはいて行くことだ」
「何にするんだい」
「あ、これ」
「カリフォルニア・クーラー。カリフォルニアを嫌う、もう1つの理由です」

『ロリー・ゴブル・ブリス・ボム 地下牢篇』
(オーストラリア 1986 クリオ賞)

「ロリー・ゴブル・ブリス・ボムズを食べれば、あなたも天国へ行けます」

ベンソン・アンド・ヘッジズ『不都合な点篇』
(アメリカ 1967 クリオ賞)

「新発売ベンソン・アンド・ヘッジズ100の不都合な点。キングサイズより長いので慣れるまでちょっと時間がかかります。ベンソン・アンド・ヘッジズは、新しいフィルター付き。3服、4服も多く吸えます。慣れたら離せなくなりますよ」

アロー・シャツ『Higher & Higher篇』
(アメリカ 1987 NYADC金)

「リラックスして下さい。アロー・シャツ」

ノースウエスタン・ベル『精神科医篇』(アメ
リカ 1981 NYADC金)(上記のCMと少し違う)

「あなたのハング・アップ(「電話を切る」と「精神的な悩み」の2つの意味)は?」
「え?」
「あなたのハング・アップですよ」
「ハング・アップができないんです」
「ハング・アップができない」
「そう、できないんです」
「別にハング・アップできなくても、いいんです。そう、毎日午後5時以降、あるいは週末、長距離電話を直通でかけると、料金はグーンと割安。ハング・アップする必要はありません」
「じゃ、ハング・アップしなくていいんですね」

AT&T『Slinky篇』(アメリカ 1985 クリオ賞
青はIBM、赤はAT&Tや他のメーカー)

「当社のオフィス・デザインでは、AT&Tだけでなく、多くの会社のコンピューターやワープロ・ネットワーク、電話機を受け入れられます」
「AT&Tの世界では、柔軟性がすべてです。なぜなら、ビジネスの世界では、明日が何をもたらすか、予測がつかないからです」
「AT&T。正しい選択です」

ブリティッシュ・テレコム『現金輸送車篇』(英国
1986 クリオ賞)

「遅れてしまって、会社に電話しなければならない時に、小銭がないことがあります。そこで、テレホン・カードを開発したのです。郵便局や新聞販売店で発売しています。小銭の心配などせず、電話ができる便利なカードです。
遅れる、と思ったら、テレホン・カードを持っていきましょう」

NYNEX『イエローページ Dumb Waiter篇』
(アメリカ 1987 NYADC金)

「Dumb Waiterとは
1.料理運搬用のエレベーター
2.間抜けなウェイター」

ユナイテッド航空『First Time篇』
(アメリカ 1985 クリオ賞)

「ドリス、ダベンポートで会議があるんだ。明日戻るよ」
「昔あるところに、1人のビジネスマンが全く新しい旅行の方法を見つけました」
「こんにちは! 数マイル先で車が故障してしまってね。ダベンポートで大事な会議があるんだ。向こうまで、飛行機で行ってくれないか。そして、もう一度、連れて帰ってきてほしいんだ。会議の間、ずーっと待っていて、それで連れてきてほしいんだ」
「ちょっと確認させてもらうけど」
「それ以来、フレンドリー・スカイズでは、多くのビジネスマンを乗せてきました。ご要望を聞くことは、ためになることだからです」

ハネウェル『法執行機関篇』(アメリカ
 1985 クリオ賞)

「人々は、一丸となって事件に取り組む。ハネウェルは、国の端から端までを結び、警官と共に働いている」
「ハネウェルのスペシャル・システムは、的確に情報を伝えるために必要な人間を、必要な時に、必要な場所へ導き、証拠をにぎらせる助けをする」
「ハネウェル・システムは、逮捕から裁判まで素早くことを運び、ハネウェルと仲間がいれば、怖いものはない」
「ハネウェルと一緒なら、どんな問題でも解決できます」

ミル・バレー映画祭(アメリカ 1986
NYADC 金賞、クリオ賞)

最後の男性の声「神様が天国でカレンダーを見ていると、世の終わりが近づいていることに気づく。誰かにそれを映画に撮らせるべきだと考え、聖者ペトロに、地上で監督を探させたが、見つからないと言うんだ。神様は「ルーカスはどうだ」と聞くと、ペトロは「監督は嫌だろうけれど、プロデューサーだったらやりますよ」と答えた。神様は「それは困る。スピルバーグでは?」。ペトロは「彼も駄目です。契約のことで。コッポラはいかがでしょう」。すると神様は「コッポラ? コッポラだと! 俺は利益を得るために作るんだ!」

CBC『冴えた頭篇』(カナダ 1985 NYADC
D.M.)(上記のCMと少し違う)(1988)

「CBC 目覚めて冴えた気持ちです」

VISA『クレジットカード テキサス篇』
(アメリカ 1985 NYADC銀)

「オースチンのダウンタウンでは、なかなか魚を獲ることはできないでしょう。だからこそ人々は、オースチンのアングラー(店名)にやってくるのです。テキサスでカスタムメイドのバンブーロット釣竿と、その先につけるルアー(擬似餌)を買える数少ない店です。そこへ行く時は覚えておいて下さい。竿の先を上げて、VISAカードをおいて下さい。アングラーでは、釣りを軽く見たりしませんし、アメリカン・エキスプレスを受け付けません。VISA、行きたいところ、どこにでも」

アメリカン・エキスプレス『Breaking
Version 2篇』(アメリカ 1986 NYADC銀)

「もっと、物が長持ちするように出来ていれば」
「もっと保証期間が長ければ」
「アメリカン・エキスプレス・カードで買っていれば」
「今から9月30日までの間、私達はメーカー保証期間を、事実上2年間と、今までの倍に延長します」
「たとえ壊してしまっても、ご心配いりません」

※このページは、天野祐吉、金子秀之『アメリカンコマーシャル傑作大全集』(1985)、金子秀之『海外TVコマーシャルの英語』(1990)、
金子秀之『知的で、イキで、お洒落な 世界の広告たち』(2010)、金子秀之『世界いろいろ 広告いろいろ』(2016)を参考にしました。

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