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(世界の)公共広告

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このページの一部は、インディアナ大学のメデ
ィア・コレクション・オンラインのページから
クリオ賞の受賞CMを参考にしました。
全てのCMが無料で見られます。

テキサコ『スケート』(アメリカ 1979
NYADC D.M)

「昔、アメリカの原油輸入量は微々たるものでした。しかし、今日では、必要な原油の45%を輸入に頼っています。つまり、それだけ外国に通貨が流れ、インフレが悪化しているというわけです。万一、原油の輸入が難しくなれば、人々の生活は、深刻な影響を受けるでしょう。車のガソリン、暖房、そしてあなたの仕事までが。テキサコは、石油の節約を主張します。そして石油以外のエネルギー資源を開発し、生産の切り詰めを行うべきだと考えます。なぜって誰もこのドラム缶の上で転びたくありませんからね。テキサコは、あなたの信頼を失わぬよう努力しています」

ニューヨーク都市連合『小太りの大家』
(アメリカ 1969 NYADC金、カンヌBest
Public Service Campaign)[1]

「ノン・ホワイトの約半数は、標準以下の家に、押し込まれています。ニューヨーク都市連合を通じて、彼等を助けることもできるのです。
仕事をください。寄付して下さい。せめて関心を示して下さい」

アメリカ運輸省『安全ベルト 事故の後』
(アメリカ 1985 クリオ賞)

「もうやめた。俺はもうやらないぞ」
「君がやめちゃ困るよ。君みたいに電柱が得意な衝突事故用ダミーは、なかなかいないんだ」
「ラリーよ、俺はもう何年も安全ベルトを締めてれば、命が助かることがあると証明してきたのに、誰も聞いてくれない」
「ちゃんと聞いてるよ。ヴィンス。明日はすごいぞ。中型自動車(compact)2台。正面衝突だ」
「高速でかい?」
「人命が救えるかもしれないぞ」

YMCA『スペア・タイヤ』(アメリカ 1985
クリオ賞)(上記のCMと少し違う)

「(初めに肥満の男性の太鼓腹が出て、シャツのボタンが1つはじけ飛ぶ)簡単なスペア・タイヤの交換の仕方をご説明しましょう。YMCAにお入りなさい。あなたはまた、元の健康体で頑張れますよ。お近くのYMCAにお電話を」

トリグ・ハンザ『すりへったタイヤのお話』
(スウェーデン 1971 カンヌ金)

空気汚染市民連合『呼吸』(アメリカ 1970)

トロント公害問題研究所『すてきな世界』
(カナダ 1970 クリオ賞)

「トロント大学の環境汚染対策協会まで、お便りをください」

キープ・アメリカン・ビューティフル『イン
ディアン』(アメリカ 1971 クリオ賞)

「かつてこの国をおおっていた美しい自然を、いまだ大切に思っている人がいます。その反対の人もいます。汚染は人間の手でつくりだされたもの。人間の手でストップをかけられるはずのものです」

アメリカ癌協会『ギャンブル篇』(アメリカ
1970 クリオ賞)

「あなたの負けです」

アメリカ癌協会『3人の男』(アメリカ
1977 NYADC銀)

「私は、癌でした」
「我々は1年前に手術を受けましたが、訓練してこれまで回復しました。癌患者の生存率は、年々上昇しています」
「それは、すなわち手術、療養が今まで以上に必要とされていることになります。アメリカ癌協会へのご寄付を。あなたが寄付するお金がものを言います」

麻薬乱用防止協会『10人の小さなインディ
アン』(アメリカ 1972 カンヌ銀、クリオ賞)
[年齢制限なし][1]

「10人のインディアンがいて、1人が死んで9人になった。9人がいい気分になったころ、また1人消え8人になった。8人のうち2人が階段から落ち、7人になった。7人のうち1人が注射でイカれて6人になり、6人がハイな気分になった時、また5人に減ってしまった。5人のうち2人が呼吸困難を起こし4人になった。4人のうち1人が発狂して、3人になった。3人が接着剤を吸った時、2人になった。2人のうち、1人が交通事故ではねられ、残された1人もオーバードースで結局やられてしまった。もう誰も残っていない」

脳性小児麻痺協会『葉巻をどうぞ』(アメリカ
1969 カンヌBest Public Service
Campaign)

「お母さん、生まれたよ。五体満足、バカでもないし気違いでもない。だけど、だけど普通じゃないんだ。どっかがおかしいんだ。脳に障害があるんだ。その部分が、脳性小児麻痺と言われたよ。訓練すればよくなるかもしれないが、誰のせいでもないさ。今日はヘレンに会わないほうがいい。それが一番いいんだよ。今は」
「子どもが生まれたんです」
「脳性小児麻痺に寄付を! あなたの寄付でその家族が助かります」

ニューヨーク都市連合『Love, It Comes In All
Colors』(アメリカ 1971 クリオ賞、NYADC金)[1]

「レッツ サンシャイン」

女性有権者協会『1960年投票キャンペーン篇』
(アメリカ 1973 クリオ賞)[1]

「11月7日が来たら、他の人が投票できるよう、仕事を代わってあげてください」

筋ジストロフィー協会『われわれの闘いに助力
を』(アメリカ 1974 NYADC金)

「1949年、イザード・チャールズはファイターでした。彼は世界ヘビー級の選手権を目指して闘い、勝利に輝いたのです。
1968年、彼はALS(神経性筋疲症)にかかりました。今や彼は赤ん坊と同じように、人の手を借りねば何もできません。イザード・チャールズは、いまも闘い続けているのです。今度は、彼自身の生命を勝ち取るために」

フィンランド動物愛護協会『吸血鬼』(フィン
ランド 1980 カンヌ銀)

「人間の欲望から、野生の命を救いましょう」

ジョンソン候補のキャンペーン(アメリカ
1964)

「ジョンソン: これは大変な賭けです。すべての神の子が生き続けられるか、暗やみに葬られるかという大変重要な問題です。私たちはお互いに愛し合わねばなりません。さもなくば死ななければなりません。
「11月3日にはジョンソン大統領に投票しましょう」

<身体障害者救済基金募集>

クイーン・エリザベス身体障害者基金(QEFDP)
『卵』(英国 1995 カンヌ審査委員特別賞)

「これだけ見ても、小切手が書きづらいと思いますか?」

[動画]脳性小児麻痺基金募集『クリス
マスカードキャンペーン』(ブラジル 1999
カンヌ銀)

[動画]ユニリーバ『ケア・ローション
手相見篇』(カナダ 2001 カンヌ銀)
「都会育ち?」「頭を使う仕事?」「お子さん
が2人いますね?」「いいえ、孫です」
「やわらかく、すべすべな肌に」

花火による事故防止キャンペーン『手話』
(オランダ 1997 カンヌ金)

「花火をいじくり回すのは愚かです」

<人種差別、女性に対する暴力反対
キャンペーン>

人種差別に関する市民連合"ポリスマン"
(カナダ 1995 ニューヨークADC銀)

「クルサーズ警部はここにいます」

黒人専門職協会『黒人英語を話すことに反対』
(アメリカ 1998 NYADC Distinctive Merit)

家庭内暴力を救うブルーライン(ポーランド
1998 ニューヨークフェスティバル
キャンペーン銅)

<エイズ(健康)・キャンペーン>

ミニステリオ・デル・サニダッド『コンドーム
を使いましょう 体育館篇』(スペイン 1991
カンヌジャーナリスト賞)「避妊と性病予防
のために、コンドームをつけよう。
彼につけてあげよう」

ミネソタ・エイズ・プロジェクト(アメリカ
1994 ニューヨークADC入選)

Ministry of Sound『エイズを神に感謝せよ』
(英国 1997 カンヌプレス&ポスター金)

<麻薬撲滅キャンペーン>

ドラッグに対するブラジル人連合『アンチ
・ドラッグ・メッセージ 赤ちゃん篇』(ブラジル
1997 カンヌ銅、クリオ賞)

「麻薬も同じ。使う人には、それがどんなに危ないことか分かっていません。ブラジル麻薬撲滅運動」

アメリカ麻薬追放同盟『有名タレントの承認』
(アメリカ 1995 NYADC Distinctive Merit)

「広告業界ではメッセージを確実に伝えたいときには、CMに有名人を起用したほうがよいと言われています。そうであることを期待します。」

アメリカ麻薬追放同盟『ジョニー』(アメリカ
1997 NYADC銀)

「ジョニー、21歳。」「これが僕の育ったニュージャージー州イースト・ブラウンズウィックにある両親の家だ。両親の宝石やCDプレイヤーとか、金目のものを店から盗んだ。
 食べ物とかホテル代は考えなかった。とにかくドラッグが欲しかった。両親の家を出て、アパート暮らしを始めたけれど、家賃に困って、ドラッグを買う金欲しさに、街で盗みをはたらくようになった。
 昔はいろんなことに関心があった。でも今じゃドラッグだけだ。手に入らなかったら、といつも不安だし、さぞひどい気分になるだろうな。だから何とかそんな気分を味わわずにすませようと、それしか関心がない。
 今の僕は、もう僕じゃない、別の人間だ。かつての僕の抜け殻でしかない。体は確かに僕だけど、でも本当の僕は死んでいなくなったんだ」
「ヘロイン。あなたを殺しはしなくとも、あなたの命を奪います。ドラッグのないアメリカのためのパートナーシップ」

<アルコール中毒者救済キャンペーン>

赤十字飲酒反対キャンペーン『不慮の出来事』
(スペイン 1988 カンヌ銅)

「ジャーマン・ウイスキーを2杯
ブランデーを3杯
ジンを4杯、ビールを5杯
カクテルを6杯
アイリッシュ・コーヒーを6杯
ウイスキーのダブル、そしてまたまた
飲酒運転危険防止キャンペーン」

酔っ払い運転防止キャンペーン『ぶつかる
グラス』(1984 カンヌ銀)

「友達が運転するなら、その友達に飲ませてはいけません。
 友達が飲むのをやめさせないと、あなたはその友達を、飲酒運転で殺したことになります」

<交通(子どもの)安全キャンペーン>

Consument&Veiligheid『子どもの安全
愉快なホーム・ビデオ篇』(オランダ 1998
カンヌ金)

「昨年も何人もの親たちが、自分の子どもが、落下事故によって、骨を折ったり、脳に障害を受けたり、死ぬ場面に遭遇しました。事故の80%は親の目の前で起こるもの。もっと親が学びましょう」

REHAB『ブラジルの名誉を保とう篇』
(ブラジル 1998 カンヌ銀)

「ブラジルはサッカーの世界チャンピオンである。
残念ながら、ブラジルは交通事故の世界チャンピオンでもある。頑張れ、ブラジル! この世界チャンピオンをなくそう。
フェルナンド・アラウジョー
年間100万人いるブラジル人交通事故犠牲者の一人」

交通事故委員会『時速10km削減キャン
ペーン』(オーストラリア 1998 カンヌ金)
「時速10キロ少ないと命が救われます」

フォルクスワーゲン『Drive Carefully』
(2014)

彼らはあなたに会いたがっている
(南アフリカ 2012)

Buick『Human Traffic Signs』(中国
2015)

<禁煙キャンペーン>

カリフォルニア州保健局『ボブ、オレ肺気腫
になっちゃった』(アメリカ 1998 カンヌ
プレス&ポスター金)

マサチューセッツ州保健局禁煙キャンペーン
『真実: レイノルズ』(アメリカ 1995 カンヌ
金、NYADC)

「レイノルズのタバコに何が入っているか、ご存知ですか? 知りませんよね。それはタバコ会社は、何が何でもタバコにどれだけの有害物質が入っているか、知られたくないからです。だから黙っている。箱にも、宣伝にも書いていない。私はパトリック・レイノルズと申します。R.J.レイノルズの孫にあたります。私の家族の名前は、毎年70億箱のタバコに印刷されています。どうしてこんなことをしているのかって? 今度こそ、レイノルズ家の名前を議論の正しい側に置きたいのです」

マサチューセッツ州保健局禁煙キャンペーン
『真実: サックマン』(アメリカ 1995 カンヌ
金、NYADC銀)

「癌になるかもしれないけど、タバコ会社から真実は聞けないでしょう。声帯を失ってもやめられない人が大勢いるのに、タバコ中毒になることはない、と言う。私はジャネット・ジャクソンと申します。若い頃、タバコの宣伝にモデルとして出ていました。当時は多くの若い人々にタバコを吸うように説得しましたが、これであなたに吸わないよう説得できたでしょうか」

<セクハラ反対キャンペーン>

社会事業省『セクハラ反対キャンペーン
犬篇』(オランダ 1995 カンヌ金)

「これが仕事中にセクシャル・ハラスメントにあった女性の気持ちです」
「しかし、あなたの職場では、もちろんこんなことは起こりませんよね。動物は働いていませんから」
「働いていましたっけ?」

<環境保全、臓器提供、飢餓救済
キャンペーン>

JOVEM PAN『伐採をやめよう 木篇』
(ブラジル 1998 カンヌ金)

「ナポレオンの生まれた年」
「ゴッホの生まれた年」
「アインシュタインの生まれた年」
「この木を切り倒した馬鹿野郎の生まれた年」

スペインの臓器提供『肝臓』(スペイン
1998 カンヌ銀)

「ヘンリー・ジェイムズは書いている。「生きるべき最高の時とは、運良く持てた時間すべてのことだ。出来るかぎり生きるがいい。そうしないのは誤りだ。そう、今日という日は、自分に残された人生の最初の一日で、生きるべき最高の時なのだ。今この時は、去年われわれが考えていた未来なのだ」
「あなたが提供しないときには、こういうことがあなたの臓器に起こります」
「そしてそれを明日へと続けていかないのなら、今日という日を楽しむことは出来ないだろう」
「あなたに出来ないことをお願いしていません」

<皮膚癌、動物愛護、盲導犬協会、
白血病基金募集>

Ministry of Sound『狩り』(英国 1997
カンヌプレス&ポスター金)

盲導犬協会『盲導犬育成募金 台所篇』
(英国 1998 カンヌ銀)

「盲導犬と普通の犬の違いは、2万5000ポンド分のトレーニングである。
「生まれつきの盲導犬はいない。訓練のたまものである」

ペット紹介連盟『ペットの養子縁組
気にしない篇』(アメリカ 1998 カンヌ金)

「たとえあなたがどんな趣味でも、ペットは全然気にしません。さあ、今日もらいましょうよ」

児童誘拐防止キャンペーン『父親』(シンガ
ポール 1998 カンヌ銀)

「警官は二人を親子と思うでしょう。近所の人であれば、見知らぬ人と気づきます。よい隣人は、お互いに見守りましょう」

白血病救済基金募集『サム』(南アフリカ
1998 カンヌ金)

「去年サムは白血病にかかっていることを知りました。私たちは、生死に関わる病気をかかえている子どもたちに、勇気をもって病気に立ち向かう手助けをしています。サムのような子どもには、勇気と希望が必要なのです。そしてたくさんの友達も」

<子どもへの性的虐待>

『Kiko and the Hand』(オランダ 2010)

<家庭内暴力>

『父親: 離婚した子どもたち』(オランダ 2011)

<人権>

ザ・ジンバブエアン(南アフリカ 2011)

Changing Faces(英国 2008-20)

<その他>

RAI『公共メッセージ レシート篇』(イタリア
1992 カンヌ金)

「税金を払わないのは、誰かの食べ物を横どりしているようなものですよ」
「レシートを受け取ろう」

ホームレスのための連合『ホームレスのため
のチャリティ ニューヨーク・ニューヨーク篇』
(アメリカ 1993 カンヌ金)「It's Up To
You(あなた次第)New York, New York.」

グリーンピース『エコロジー・キャンペーン
ヌーベル・キュイジーヌ篇』(スペイン 1993
カンヌ銀)「イワシのオイル漬け」
「イカの墨煮」

チャイルドライン『幼児虐待の相談電話
ゲーム篇』(南アフリカ 1997 カンヌ銅)

「今日も新しいゲームを教わっている子どもたちがいます」
「鬼ごっこ」
「かくれんぼ」
「全然面白くなんかないんですよ」
「誰かに話しましょう」

※このページは、天野祐吉、金子秀之『アメリカンコマーシャル傑作大全集』(1985)、金子秀之『海外TVコマーシャルの英語』(1990)、
『広告批評 No.220 1998年10月 これが世界のコマーシャルだ』(1998)、
金子秀之『世界の公共広告』(2000)、金子秀之『知的で、イキで、お洒落な 世界の広告たち』(2010)、
金子秀之『新版 世界の公共広告』(2013)、金子秀之『世界いろいろ 広告いろいろ』(2016)を参考にしました。

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