ある休日の過ごし方
僕は読書が好きで、休日も大学図書館に行って、本を借ります。
朝に家を出て、夕方に帰るまで、ひたすら本を探します。
僕が好きなのは、一般にはほとんど知られていない哲学者です。
セネカ、タレス、タレブとかです。ほとんど知られていない哲学者です。
そして考えることも、変わっています。
「反脆いってどういうことだろう」
「アップサイドはあるけれど、ダウンサイドはないってどういうことだろう」「非対称性って何だろう」
「権利はあるけれど、義務はないってどういうことだろう」
「どうして、大多数からものすごく嫌われる方がいいんだろう」
「オプションとオプションのオプションって何だろう」
「過剰補償って何だろう」
「テールリスクって何だろう」そんなことばかり考えています。
それというのも、ある一冊の本を読んでしまったからです。
ナシーム・ニコラス・タレブ著『反脆弱性』(2012)です。
この本を読んでから、僕は反脆弱性に関するオタクになってしまいました。