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カンヌ クリオ(1999)2

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このページ2では、1999年のカンヌ国際広告
祭とクリオ賞の受賞作品を主に集めました。
カンヌ国際広告祭は有料のアーカイブとして
『The Work』があります。

<金融・保険/旅行・運輸>

セントラル・ビヒーヤー保険『保険 橋篇』
(オランダ 1999 カンヌ銅、クリオ銅)
「こんなことが起きたらお電話ください」

ブラテンズ航空『ブラテンズ航空 日本人篇』
(ノルウェー 1999 カンヌ金)「何度かフライト
を共にすれば、私どもの良さが分かります」

エア・リベルテ『クラブ・リベルテ
カーテン篇』(フランス 1999 カンヌ金)
「Liberteでは本物のビジネスクラスを
お楽しみいただけます」[リンク]

<娯楽・AV>

ホーンビー・ホビーズ『スカレックストリック
素晴らしい男の子篇』(英国 1999 カンヌ金)

「男らしい子だね! パパと一緒に何をしようか?」
「マクドフさん、その男の子をベッドに戻して。ご自分の娘さんと遊んでください」
「男の子の遊び! スカレックストリック・レースゲーム」

ホーンビー・ホビーズ『スカレックストリック
ごめんなさい篇』(英国 1999 カンヌ金)

「もう少し、頑張れ!」
「おめでとうございます、男の子ですよ」
「ごめんなさい。あの、違うのよ」
「なんで謝るんだい? スカレックストリック・レースゲームで遊べるんだよ!」
「男の子の遊び!」

フィリップス『ミュージック・システム
隣人篇』(フランス 1999 カンヌ銅)
「フィリップスの素晴らしい音、あなたも
近所の人に試してみては?」

ソニー・プレイステーション『コンテンダー
ベル篇』(アメリカ 1999 カンヌ銅)
「コンテンダー新登場。ベルが鳴ると何が起き
てもおかしくない」「イエーイ! 俺のほうが
男っぽいだろ?」

ソニー『プレイステーション 二重生活篇』
(英国 1999 カンヌ銀、クリオ銀)

「普通の人のように仕事を終え、バスに乗って家に帰る。しかし、僕が二つの世界を生きるようになってもう何年にもなる。夜は、至福に満ちた時を過ごしている。心臓が張り裂けそうに高鳴る。人を欺くことの美徳。暴力に溺れ、暴力を愛する。命やモノを大切にしない。軍隊を指揮し、世界を征服した。目標に向かって進め。モラルを捨てるんだ。私は後悔しない。私は二つの人生を送っているが、少なくともこれだけは言える。私は生きた」
「プレイステーションの力を見くびるな」

ソニー『スタミナ・ハンディカム ハンディ
カム篇』(英国 1999 カンヌ銀、クリオ銀)
「バッテリーを替えるのではなく、
スタミナハンディカムに替えてください」

ソニー『ヴェガ テレビの力篇』(英国
1999)「テレビの力を認めろ」[1分]

レゴ・グループ『レゴ 箱篇』
(英国 1999 カンヌ銅、クリオ銀)

「世界中が少年の発見に感動」
「箱を持った少年は、国際的なヒーローに。想像力はすごい」
「全てのアイデアは想像力から」

[動画]シアトル・スーパー・ソニックス
『プロバスケット・チーム オルデン篇』(アメ
リカ 1999 カンヌ銅、クリオ銅)[1][2][3][4]

恐怖映画祭『映画祭 フリーザー篇』
(オランダ 1999 カンヌ銅)

<ファーストフード>

ダンキン・ドーナツ『コーヒー&ベーグル
ショップ カーチェイス篇』
(オランダ 1999 カンヌ銀、クリオ銀)

マクドナルド・スウェーデン『マクドナルド
スモール・フライ篇』(スウェーデン 1999
カンヌ銅)

<デパート・ストア>

アウトポスト『アウトポスト・ドット・コム
大砲篇』(アメリカ 1999 カンヌ金、クリオ金)

「私どもは、Outpost.comの名前を覚えていただくため、ハツカネズミを大砲から発射することにしました」
「かわいいですね。発射! もう一発! 非常に惜しい!」
「苦情はこのアドレスまで。Outpost.com。オンラインPCショッピング」

アウトポスト『アウトポスト・ドット・コム
バンド篇』(アメリカ 1999 カンヌ金、
クリオ金)

「私どもを広く皆様に知っていただけるよう、今日はある高校のマーチバンド部を訪ね、協力をお願いしました。この体験が思い出深いものとなるよう、オオカミを放すことにしました」
「ハッハッハ、楽しそうですね」

アウトポスト『アウトポスト・ドット・コム
おでこ篇』(アメリカ 1999 カンヌ金、
クリオ金)

「皆さんに私どもの名前を覚えてもらおうと、全国の保育園を回り、子どもたちとの交流を深めました」
「そして、永遠にこの名前が残るよう、子どもたちの額にタトゥーを入れました」
「過剰という声もありますが、これが私どもの使命です」
「苦情はこちらまで。Outpost.com。オンラインPCショッピング」

ファクタ『スーパーマーケット ファクタの
イメージ篇』(デンマーク 1999 カンヌ銅)
[リンク]

「お客様にFAKTAショップに少しでも長くいてもらう5つの方法」
「1.邪魔になる。2.冗談を言う。3.ミルクを取らせない。4.袋を糊でくっつけておく。5.子どもを隠す。FAKTAで買い物をするのに5分しかかかりませんが、もう少しいていただけないでしょうか?」

<情報・メディア>

フォックス・スポーツ『テレビ局 馬篇』
(アメリカ 1999 カンヌ銅、クリオ金)
「ロドリゲスのファウルチップみたいだろ?」
「キャッチャーカム搭載」「FOXで流れるよ
うなことを自宅で真似をしてはいけません」

インディペンデント新聞社『ジ・インディ
ペンデント Don't read篇』(英国 1999
カンヌグランプリ)

「話すな、触るな、歩くな、夜歩くな、右側を歩くな、飲むな、考えるな、タバコを吸うな、ドラッグをするな、ビーフを食べるな、ジャンクフードを食べるな、太るな、痩せるな、かむな、唾を吐くな、泳ぐな、息を吸うな、泣くな、死ぬな、殺すな、実験するな、存在するな、何もするな、食べ物を焼け焦げにするな、脳を焼くな、テレビを近くで見るな、芝生に入るな、食卓に肘をつくな、ベンチに足を乗せるな、ハサミで遊ぶな、火遊びするな、反抗するな、音を立てるな、触るな、マスターベーションするな、子どもじみたことするな、年をとるな、普通はダメだ、人と違うようにするな、目立つな、落ちこぼれるな、(インディペンデントの束が放られ)買うな、(それを読む人に)読むな」

フォックス・スポーツ・コム『テレビ・
ウェブサイト 足篇』(アメリカ 1999 カンヌ
銀、クリオ金)「これはロジャー・キャンプの足
です。大きな困難を乗り越えました」「1秒
でも見逃すことがないように、FOX SPORTS
COM.」

<通信・サービス>

エアテル『エアテル・レジオナル・フォーミ
ュラ トイレ篇』(スペイン 1999 カンヌ金)
「もしもし」「エアテルの新ローカル料金設定
は近距離電話にお得です。超近距離なら
エアテル。モバイル・コミュニケーション」

フランステレコム『ワールドカップ協賛
国境篇』(フランス 1999 カンヌ金、クリオ銀)

「ゴール!」
「どうして?」
「サッカーで話も弾みます。フランステレコム」

フェデラル・エクスプレス『配送サービス
葬列篇』(香港 1999 カンヌ銀)

「皆リチャード・デッドリーに別れを言うため集まりました。25年にわたり、忠実なフェデックスの社員として、締め切りを守らないことを許さず、そして今でも、遅れることを許さないリチャード」

リセオ・カルチュラル・ブリタニカ『英語学校
厨房篇』(アルゼンチン 1999 カンヌ銀)

「おい、20分前に頼んだサンドイッチは?」
「今すぐ出してくれ。聞いてるのか? アホ! 野菜を切るのを止めてサンドイッチを作れよ!」
「聞いているのか? サンドイッチを作れよ、あほんだら!」
「英語を学ぼう。いつか使う時が来ます」

ブイギステレコム『携帯電話 列車篇』
(フランス 1999 カンヌ銅)

「ガキ、早くしろ!」
「はい」
「右、それで左。よし。気をつけろ、そこだ、開けろ!」
「違う。袋の中に入れろ、袋の中にだ」

<公共メッセージ>

聴覚障害者のための基金『聴覚障害児童への
アピール 誕生篇』(アルゼンチン 1999
カンヌ銅、クリオ金)「それほど子どものこと
を思う気持ちがあるのなら、簡単な聴力テスト
を受けさせてください。聴覚障害者のための
アルゼンチン基金」

タバコ・アクション・グループ『喫煙反対
キッチン篇』(南アフリカ 1999)
「(自らの意思で)タバコを吸い始めるずっと
以前から、タバコを吸っている子どもたち
がいます」

SWRテレビジョン『反メディア暴力キャンペー
ン 散歩篇』(ドイツ 1999 カンヌ金)
[年齢制限なし][1][2:11]
「子どもに見せたくないものは、テレビでも
見せるべきではありません。SWRテレビから
の提案です」

NSPCC『反幼児虐待キャンペーン 見ざる篇』
(英国 1999 カンヌ金)「(性的虐待のよう)
誰にも言っちゃダメだよ。二人だけの秘密
だよ」「NSPCC 今世紀、幼児虐待をなくす。
この世から」

右翼の暴力に対する警告『ハンディ
キャップ篇』(ドイツ 1999 カンヌ銀)[1]

「今日は、社会の少数派であるネオナチの実際を詳しく見てみましょう」
「このように、ネオナチが、私たちの協力を必要としていることは明らかです。その例として、彼らが社会の一員であると実感できる仕事を紹介しましょう」

COI『英国保健省 顔篇』(英国 1999
カンヌ銀)「この少女はしゃべりたいのです」
「もう我慢切れ?」「看護婦のロビンソンは、
レイチェルの看護をして8ヶ月になります」
レイチェルまた来たわよ」「看護婦の看護が
回復させるのです」

DETR『交通安全 音波篇』(英国 1999
カンヌ銅)「これは車が時速30マイルの速さ
で駐車してある車にぶつかった時の音です」
「みんなのために、後部座席でもシートベ
ルトをしてください」

アムネスティ・インターナショナル『ペナ
ルティ篇』(オランダ 1999 カンヌ銀)「去年
1年間にナイジェリアでは、このようなペナル
ティが33件ありました。死刑廃止。アムネス
ティ・インターナショナル」

オーストラリアをキレイに『環境メッセージ
未来はあなたの手に篇』(オーストラリア 1999
カンヌ銅)「未来はあなたの手にかかっている」

人々を受け入れよう『心の広さを篇』
(オランダ 1999 カンヌ銀)

「もし世界が、人を受け入れることができていたなら、彼は今も存在していたでしょう。ジョーズ・クロッペンバーグ(28歳)」
「彼は28歳の時、暴行事件で死亡した。限りない心の広さを」

英国軍『兵士募集広告 事故篇』
(英国 1999 カンヌ銀)

「足が動かない、出してくれ!」
「どちらを先に助けますか?」
「なぜ、黒人の兵士の方ではないのですか」
「兵士は、言葉のない負傷者を先に救助するよう訓練されています。人種に関わることなく」
「アーミー、常にベストを目指せ 」

英国軍『兵士募集広告 事故篇』
(英国 1999 カンヌ銀)

「街は敵軍に襲撃されました」
「この女性の夫は殺され、彼女はレイプされました」
「もうこれ以上の兵士は見たくないのです」
「しかし、全ての兵士が男性ではありません」
「もう終わったの。大丈夫よ」
「アーミー、常にベストを目指せ」

※このページは、『広告批評 No.232 1999年11月 世界のコマーシャル1999』(1999)を参考にしました。

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