白人の脆弱性
図3 ボガーダスとサーストンの研究結果の関連性
— 女装部womanistan(ワンピ寸志) (@womanistan1) November 18, 2020
私はこの集団が〜することを認める
結婚して自分の家族になる
同じ趣味の同好会に参加する
近所に住む
アメリカで働く
アメリカの市民権を得る
アメリカ国内を旅行する
アメリカに入国する
M.R.バナージ、A.G.グリーンワルド『心の中のブラインド pic.twitter.com/4JFY2TVhUY
(承前)アメリカ人をより好んでいた。
— 女装部womanistan(ワンピ寸志) (@womanistan1) November 18, 2020
図3の左下に、トルコ人が位置している。この低い得点は、サーストンの回答者は、どの国籍の人でもトルコ人より好むと答えた、ということを意味する。ボガーダスの回答者も同様に極端であった。つまり、ほとんどの回答者は、トルコ人はアメリカに入国して
(承前)もしかするとこの違いは、ボガーダスの参加者は「黒人たち」はすでにアメリカに定着しているので、彼らを排除することは国外退去というたいへんな作業が必要になり、入国拒否よりもたいへんだと思ったために起こったのかもしれない。
— 女装部womanistan(ワンピ寸志) (@womanistan1) November 18, 2020
p.259
図5 白人系アメリカ人の人種差別への反対意見の増加(1963-96)
— 女装部womanistan(ワンピ寸志) (@womanistan1) November 18, 2020
Q1 あなたは、白人の生徒と
黒人の生徒が同じ学校に
通うべきだと思います
か、別々の学校に通うべ
きだと思いますか
Q2 あなたは、白人は黒人を
近所から閉め出す権利を
もち、黒人はその権利を
尊重すべきだと思います
か。 pic.twitter.com/pNRucug31R
(承前)質問群から取り除かれている。居住区の統合についての白人系アメリカ人の支持も同様に、年を経るごとに急激に上昇しており、1960年代前半には40%以下であったものが、1990年代には80%以上になっている。
— 女装部womanistan(ワンピ寸志) (@womanistan1) November 18, 2020
M.R.バナージ、A.G.グリーンワルド『心の中のブラインドスポット』(2013)p.263-4
でも黒人でも白人でも
みんな同じ人間だ
同じじゃない
黒人を真似ても白人の特権はそのまま
バスケをしてラップの真似事をすれば
黒人を理解できると?
ウィリアムソン高校での取るに足ら
ない経験で黒人であることを理解
できると。それは違う。
肌の色なんか見てない
君という人間を見てる
だけど私は黒人なの
君自身を見てる
オードリー・ウェルズ、ティナ・マービー『ヘイト・ユー・ギブ』(2018)
『ミスター・ソウルマン』(1986)の
バスケットボールシーン
『ミスター・ソウルマン』(1986)のマーク
『バベル』(2006)のリチャード・ジョ
ーンズの有害な男らしさ
『バベル』(2006)のジョーンズ夫妻は
ヘリコプターで病院に救急搬送される
『ゲット・アウト』(2017)のジェレミー
・アーミテージの有害な男らしさ
『ゲット・アウト』(2017)のロッド・
ウィリアムスは話を信じてもらえない
『ゲット・アウト』(2017)のローズ・アー
ミテージが持つ白人女性の特権
現代アメリカで黒人男性が人種差別から
逃れるという意味『ゲット・アウト』(2017)
P&G『My Black is Beautiful:
The Talk』(2017)
『米 ザ・ビレッジズ エイジレスな老後の
陰で』(スイス、オーストリア 2020)
レイク・ウォビゴン効果
(承前)彼は右人差し指でその禿げ上がった後頭部をコンコンと叩き、
— 女装部womanistan(ワンピ寸志) (@womanistan1) January 1, 2021
「本音を言うと、アメリカの白人は全員、頭の中のどこかでこの国が白人だけになればいいのに、と思っている。誰もそんなことは決して口にはしないけど、そういう考えはどこかにある」と鋭い目をこちらに向けて言った。
"To tell the truth, all white
Americans wish that somewhere in
their heads this country would be
white only. Nobody says that,
but there's an idea somewhere."
US far right has been dreaming of a ‘white ethnostate’ for decades. This fantasy map of an ethnically cleansed America featuring a ‘white bastion’ in Pacific NW & separate states for black people & Jews is from a David Duke publication in 1984. pic.twitter.com/oMdrT6ZIkv
— Anti-Fascism & Far Right 🥤 (@FFRAFAction) January 4, 2018
Odious & bizarre map of "ideal" America by David Duke, c. 1984, w/ warning that full racial separation or war only choices for white race. pic.twitter.com/F8LfmrjVMj
— Kim Weeden (@WeedenKim) September 22, 2017
ヴィルジニー・デパント『何が問題なのか
わからない白人の友人たちへ』(2020)
「特権とは、そのことを考えるか考えないかの選択肢を持っていること。私は、自分が女であることを忘れることができないが、自分が白人であるということを忘れることができる。それが白人であるということだ」(「何が問題なのかわからない白人の友人たちへ」ヴィルジニー・デパント)『#世界』8月号 pic.twitter.com/cIhfhTBFCo
— 岩波書店『世界』編集部 (@WEB_SEKAI) July 12, 2020
<編集されたニュース(Edited news)>
WBBM(シカゴのラジオ局)『パークマナー地区
で起きた10代の若者二人による銃の発砲事件
のニュース』(2017)の4歳の男の子の発言
「僕、全然怖くなかったよ」
「大きくなったら、銃なんか絶対に持ちたくないと思うかい?」
「ううん、そんなことないよ」
「ない? 君は大きくなったら何がしたいのかな?」
「僕ね、拳銃を手に入れるんだ!」
WBBM(シカゴのラジオ局)『パークマナー地区
で起きた10代の若者二人による銃の発砲事件
のニュース』(2017)の4歳の男の子の発言
「僕、全然怖くなかったよ」
「大きくなったら、銃なんか絶対に持ちたくないと思うかい?」
「ううん、そんなことないよ」
「ない? 君は大きくなったら何がしたいのかな?」
「僕ね、拳銃を手に入れるんだ!」
「拳銃を手に入れる? どうしてかな?」
「僕はね、おまわりさんになりたいんだ!」
「そうか、それなら銃が手に入るね」
『Chicago TV station takes four-
year-old's quote out of context
in story about shooting』(2011)
[リンク]
<盗まれたアイデア(Stolen Idea)>
バドワイザー『Wassup』(1999)
フェデックス『盗まれたアイデア』
バドワイザー『あなたは何をしていますか』
(2001)
ジェシカ・ベネット『フェミニスト・ファ
イトクラブ』(2016)
『砂の女』(1964)
水難事故防止『海辺の子ども篇』
(ニュージーランド,2003)
『アス』(2019)のジェイソンがいなくなるシーン
※このページは、ハワード・J・ロス『なぜあなたは自分の「偏見」に気づけないのか』(2020)を参考にしました。