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日中関係

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    Wikipedia:File:China imperialism
    cartoon.jpg

中国の国民的アイデンティ
ティを構成する最大の「原材料」は歴
史的記憶であることを明らかにする。
国益というものは国民的なアイデンテ
ィティによって作り出され、その国益
が外交政策や国家の行動を決する。し
たがって中国人の政治や外交上の振る
舞いを理解するためには、中国人の歴
史意識を徹底的に理解することが欠か
せない。
ワン・ジョン『中国の歴史認識
はどう作られたのか』
(2012)p.xiv

1.明治維新(1867-89)

日清戦争(1894-5)

1.辛亥革命(1911-2)『1911』(2011)より

2.西南戦争(1877)『ラスト サムライ』
(2003)より

2.国共内戦(1946-9)『戦場のレクイエム』
(2007)より

3.日本がポツダム宣言を受諾して降伏(1945)

3.中国で文化大革命が終結(1977)
『芙蓉鎮』(1986)より

『サンダカン八番娼館 望郷』(1974)

『君よ憤怒の河を渉れ』(1976)中国版

『赤い疑惑』(1975-6)の主題歌

『君よ憤怒の河を渉れ』(1976)を見る
中国人家族『孔雀』(2005)より

4.日米安全保障条約が締結される(1960)

4.鄧小平が南巡講和をする(1992)

5.日本がG5サミットに初参加(1975)

5.中国がG20サミットに初参加(2008)

6.東海道新幹線開業(1964)

6.中国の高速鉄道が運行(和諧号)(2007-)

7.東京(夏季)オリンピック(1964)

7.北京(夏季)オリンピック(2008)

8.日本(大阪)万国博覧会(1970)

8.上海国際博覧会(2010)

9.札幌(冬季)オリンピック(1972)

9.北京(冬季)オリンピック(2022)

10.東京ディズニーランド開業(1983)

10.上海ディズニーランド開業(2016)

11.東京湾アクアライン開通(1997)

11.丹陽-昆山特大橋開業(2011)

12.アジア開発銀行が設立(1966)

12.アジアインフラ投資銀行が設立(2014)

13.東京大気汚染訴訟(1996)

13.柴静『穹顶之下』(2015)

14.三田工業『コピー機』(1987)[30秒]

14.深圳ライトショー(2019)

15.ソニーがコロンビア映画を買収、
16.日米貿易摩擦(1989)

15.大連万達グループがレジェンダリー・
ピクチャーズを買収(2016)

16.米中貿易摩擦(2019)

17.日本の少子高齢化「出生数 過去最少」(2019)

17.中国の少子高齢化「3人っ子政策」(2021)

18.日本の敗戦により満州国が滅亡(1932-45)

18.中国のアフリカ大陸における政策(20??)

大阪空港訴訟(1974)環境権、静穏権

『血の色の黄昏 李鴻章の洋務生涯6』(2011)

『古代 中国四大醜女』

私は、一言できっぱりと決めつけたい。つまり、李鴻章は実は「国務とは何かを知っていなかったのだ」と。また国家とは何かもわかっていなかった。国家と政府との関係が何であるかも知らなかった。政府と人民とはどんな権限を持っているかも知らなかった。また大臣の果たすべき役割も責任もわかっていなかった。彼は西洋諸国が富強に至った原因について、はっきりと聞いたことがなかった。わが中国の政教や文物風俗などは、どれ一つを取っても他国より劣っているものはないと思っていた。もし他国におよばないものがあるとすれば、ただ鉄砲や、大砲や、船や、鉄道や、機械などだけだと思っていた。だからわれわれはこれらのことを学べば、洋務はもうそれで十分だと考えていた。このような考え方は、近頃全国において時勢を論議する人たちの同調することであるが、李鴻章は実にこれらの同調者たちの中で、30年も前の大先輩だったといえよう。これらの人たちの洋務に対しての認識は、いわゆる「無塩の醜女が西施の可憐な表情をまねている」と同じであり、また「寿陵の若者が邯鄲に行って、格好良い歩き方を学ぶ」と同じようなものである。人をうまくまねることのできないうちに、かえって自分の本来のものを失い、結果として何も得ることがなく、その滑稽な姿や醜い様子しか残さなかったのも、もっともなことであろう。
梁啓超『李鴻章』(1901)p.134-5

『邯鄲学歩』(他人の真似をしたがうまく
いかず、自分自身の本来のものを忘れ、どち
らもうまくいかなくなること)

清朝の中国人の生活(1902)

新文化運動(1917-21)

清朝の領土の変遷

現代中国の原点としての清末
 俗に「中国四千年の歴史」などというが、真の意味での中国史は清朝に始まる。
中国とか中国人という意識も、北京語も、京劇や満漢全席など「衣食住遊」の
生活文化の多くも、清朝の産物である。
 特に清末、西太后が君臨した最後の半世紀は、あたかも現代中国のパイロット・
プラント(小規模実験工場)の観を呈していた。「洋務運動」という名の開発独裁の
成功と破綻、知識人の「反日愛国」運動、「文化大革命」の原型のような排外主義
的大衆狂乱、「改革開放」を先取りしたような変法新政。西太后の治世に見られた
それらの動きは、すべて、中華人民共和国の歴史において拡大再生産された。
殷鑑遠からず(戒めとすべき歴史上の教訓はすぐ近くにある)。現代中国の今後を知
るうえで、清末ほど重要な時代はない。
 実際、現代中国人の歴史意識の原点は、一つ前の中華民国を飛ばして、清朝にあ
る。現代中国の領土、民族構成、地域区分、言語、生活文化などは、清朝の遺産で
ある。現代中国の国家戦略を一言で要約すると「世界における中国の存在感を、
西太后以前に戻すこと」に尽きる。
 たとえば領土問題もそうだ。中国人は、尖閣諸島(中国名「釣魚島」)や台湾、
香港、新疆、チベットなどを中国固有の領土と主張する。その理由は、それらの地
域が清の版図に含まれていたと彼らがアプリオリに信じているからだ。今日の中国
人に向かって、明の時代にはチベットも台湾も中国領ではなかったのだから、とか
、元の時代にはバイカル湖あたりまで領土だったのにどうしてロシアにそれを主張
しないのか、などと言っても無駄なのである。
 中国の経済発展の目標も、実は、清朝が心情的基準になっている。19世紀初め、
中国の推定GDPは、当時の全世界の総生産量の1/3を占めていた。(ポール・ケネ
ディ『大国の興亡』)。これは、現在のアメリカ合衆国が世界経済で占めるシェア
にほぼ等しい。実際、一部のエコノミストは、中国が21世紀末までに自国の経済
規模を全世界の33%まで戻すことは十分可能であると考えている。
加藤徹『西太后』(2005)p.5-7
「天安門事件は、われわれから
見ても痛ましい事件であり、
中国の不幸のひとつであった」
 鄧小平の評価には抵触していない
はずだった。そのあと、
「欲穷千里目 更上一层楼」
と言うと、みんな「おや?」という顔
になる。とって付けた感じだったから
だ。しかし、
「諸君はすべて、己の本心に目を向け
るべきだ」
 と言うと、みんなの動揺は静まった
。「欲穷千里目」が割り込みであった
ことを察知した顔で、にやにや笑って
いる。
「いずれの国にも、いかなる時代にも
、時の流れというものがある。流れは
しばしば、諸君の本心を押し流そうと
するだろう。流れが去るのを待たなく
てはならないが、大切なのは、諸君が
本心を見失ってはならないということ
だ。そのひとことを、今日の記念とし
て忘れないでほしい。それを諸君に言
うために、私は南大に来たのである」
林青梧『中国の希望と絶望』(1996)p.70
近代化と中国の歴史教科書問題
 21世紀、中国人が「従う者は栄え、逆らう者は亡びる」といった世界的な趨勢に直面し、
また、中国の近代化事業が重要段階に入ったこの時代、公民と国家発展の成否を決める最重
要要件は、公民の行動がいちいち制約されることのない制度環境である。しかし、公民の精
神や見識もまた、本人のみならず、ひいては国家社会の発展に大きな影響をもたらすもので
ある。
 1970年代末、反右派闘争、大躍進、文化大革命など、史上空前の三大災難を経て、人々は
痛みの中で、これらの災厄の根源の一つは、「我々が狼の乳で育った」ことであると気づい
た。それから20年以上が過ぎたある日、私はふとした機会に中学の歴史教科書をめくってみ
て驚いた。今も青少年が狼の乳を飲み続けているとは! このことは、近代中国と外国・外国
人との関係の記述において、まるで反省の姿勢が無いという点で突出している。
 国際関係を正しく処理することは、近代化という重要な歴史的任務を遂げるための必須条
件である。改革開放以来、わが国の外交政策はおおむね理性的なものだが、もし我々の学校
が教科書を通じて子どもたちに非理性的なものを扇動し続け、正しい道に逆行するなら、将
来必ず苦い果実を味わうことになるだろう。
 「歴史を鑑とする」「前事を忘れず、後事の師とする」とは、中国人にとって耳になじん
だ名言である。屈辱、挫折、戦乱が続き、先人の屍を越えていく中国近代史には、血と涙に
まみれた教訓が、どれほど詰まっていることか! 我々は責任をもって歴史の真実を子どもた
ちに伝え、しっかり心に刻ませなくてはならない。それは子どもたちが現代公民になる道を
歩むのを助けるだろう。もし純真な子どもたちが飲み込んだものが味が変わった、あるいは
故意に作られたニセモノの薬だったなら、そしてその大多数の子どもらが新たに学習しなお
す機会が無いのなら、彼らは生涯偏見につきまとわれることになり、誤った道へと進むこと
になるかもしれない。そのような損害は大きすぎて、補いきれるものではない。
不幸なことに、現行の『中国歴史』という教科書が、そういった役割を演じている。
 近代化をスムーズに進行させるために、今こそ我々は自分たちの歴史教科書問題を
直視すべきだ。
袁偉時『新版 中国の歴史教科書問題』(2012)p.56-7
2003年に中国CCTVで放送された『共和に向かって(走向共和)』という、全59話の歴史ドラマは、再放送禁止になってしまいました。これは中国共産党の鉄壁の歴史観から少しはみ出そうとしたんです。中国のテレビドラマなんですけれども、中国で活躍している日本の俳優が明治天皇を演じて、日本の明治天皇はじつはすぐれた天皇として描かれていたりする。また、西太后もじつは開明的で近代化に理解のある人物とされている。
 まあ、実際に晩年の西太后は近代化に理解を示していたんですが、今の中国共産党の公式見解では、そう表現するのはダメだということになるんです。そのため、最初の一回は放送できたのですが、再放送となるとなかなか難しい。
加藤徹『中国人の腹のうち』(2011)p.75

<中国と日本の外交関係>(反日と嫌中)

『走向共和』(2003)の北京議定書(1901)
のシーン

対華21カ条要求(1915)

パリ講和会議における山東問題(1919)

五四運動(1919)

済南事件(1928)

満洲事変(1931)

盧溝橋事件(1937)

日中戦争(1937-1945)

南京大虐殺(1937)

東史郎『東史郎日記』(1999)

『日本鬼子 日中15年戦争・元皇軍兵士の
告白』(2001)

『南京!南京!』(2009)

『夜明けの国』(1967)

中曽根首相の靖国神社参拝問題(1985)

『北京的西瓜』(1989)

サッカーAFCアジア杯(2004)

国連常任理事国問題をめぐる反日デモ(2005)

NHK『激流中国シリーズ』(2007-8)

尖閣諸島中国漁船衝突事件(2010)

そしてはっきり言えるのは、こ
こ数年、中産階級幻想のうちに育った
世代の青年が、中国の国内政治だけで
なく、外交に深刻な影響を与えるよう
になってきたということである。
2005年に北京、上海などで起こった
反日デモの主体は、かなりの程度、中
産階級幻想の雰囲気の中で育った若い
ホワイトカラーだったが、今年(2012
年)の反日デモでは、ホワイトカラー
以外に、ここ数年の経済発展の過程で
低層階級に置かれてきた「ダメ人間」
が大幅に増えていた。
 私は、今年の反日デモで破壊活動を
行い、人を襲ったとして中国警察に指
名手配された人々の顔つきや服装に注
意してみた。彼らは明らかに、ホワイ
トカラーではないが、7,80年代の労
働者や農民の顔つきもしておらず、数
年来の経済発展の中で限られた収入し
か得られず、近年の物価とりわけ住宅
価格の高騰に前途を見失った、本当の
「ダメ人間」の表情をしていた。
賀照田『中国が世界に
深く入りはじめたとき』
(2014)p.255

尖閣諸島国有化抗議デモ(2012)

<中国と日本の外交関係(蜜月)>

鄧小平が来日し、松下電器産業を訪問(1978)

胡錦涛主席、福原選手と卓球をし、福田康夫
首相が観戦する(2008)

鳩山由紀夫総理がAPECにて東アジア共同体構想
の重要性をアピールした(2009)

『紅いコーリャン』(1987)のエンディング

『鬼が来た!』(2000)のオープニング

憤青とは
「愤怒青年」を短縮した、中国語で「怒れる若者」を意味する言葉。1960年代の日本語の「怒れる若者」、英語の「angry youth」と同義。この言葉は1970年代の香港で、中国社会に不満を持ち改革を望む若者を指して初めて使用された。
Weblio辞書より
アメリカがいま、すべきことは、台湾問題をできるかぎり複雑にしないことだ。明らかに、すべての転換点はアメリカが約束を破って、李登輝にアメリカ入国ビザを発給したことにある。その象徴的意義と微妙さは、アメリカに理解できないことではない。
 もしこのことで中国の忍耐の限度を知りたかったのなら-ちょっと試しただけのつもりなら-中国が激怒するのは疑いのないことだ。アメリカが選んだのは、最も敏感でタブーとされる部分であるからだ。遠慮なく言わせてもらえば、台湾問題は中国の「秘所」である。
宋強、張蔵蔵、湯正宇、古清正、喬辺『ノーと言える中国』(1996)p.88

米軍機がベオグラードの中国大使館を誤爆
(1999)

趙薇の軍旗裝事件(2001)

トヨタ プラド広告事件(2003)

『SAYURI』のキスシーン(2005)

『SPIRIT』の田中安野(2006)

『泣きながら生きて』(2006)

『夜の上海』(2007)

『ラスト、コーション』(2007)の易

『ドラゴン怒りの鉄拳』(1972)の公園のシーン

『ドラゴン怒りの鉄拳』(1972)の陳真と
鈴木寛の戦いのシーン

『イップ・マン 序章』(2008)のイップ・
マンと三浦将軍の戦い

『ジョン・ラーべ』(2009)の朝香宮鳩彦王中将

『金陵十三釵』(2011)の日本兵

『亡命』(2011)

名創優品(2013-)

ユニクロの中国市場向けCM

「無印良品」の商標 良品計画が中国企業
に敗訴確定(2019)

シャオミの管理職が日本語専攻の学生を侮辱
(2017)

范冰冰の脱税疑惑(2018)

武漢大学にて和服で花見する男性(2019)

BTSの発言が、中国のSNSで炎上(2020)

中国に突如、日本の繁華街にそっくりな
街並みが出現(2020)

今後10年-中米実力対決
(中略)
・2023年、アメリカのGDPは19兆
ドルになる。対する中国は、現在の為
替相場で17兆ドルとなり、2023年時
の為替レートで換算すれば、アメリカ
を上回る。
・2023年、人民元の世界的影響力
は、アメリカの50%、ないしそれ以
上の水準に達し、人民元・ドル・ユー
ロによる世界3大通貨の鼎立が見込ま
れる。
・2023年、中国は有人宇宙ステーシ
ョン保有国となり、現役航空母艦3隻
以上(5隻の可能性有)、射程距離
8000kmの弾道ミサイルを搭載した
原子力潜水艦4~5隻、第5世代戦闘機
(J-20.J-31ステルス戦闘機)を実戦
配備する。
・2023年、中国は経済力ではアメリ
カと並び得るが、軍事および文化領
域においては困難であろう。中米間
における総合力の差は同ランクと見
なせる範囲に収まるが、中国が全面
的にアメリカに追いつくことはでき
ない。
閻学通『歴史の慣性』(2013)p.2-3
アメリカ国防総省の分析では、台湾の対岸にあたる福建省に配備された710発から790発の短距離弾道ミサイルが、中国が台湾の独立を阻止し、あるいは台湾に統一を強いる、最強の武器ということになる。これだけの数があれば、台湾側のミサイル防衛システムを圧倒できるだろう。ミサイル防衛システムは最新鋭のものでも、完全にはほど遠いのだ。そして、航空基地をはじめとする軍事施設を破壊し、民間人を恐怖させ、貿易に依存しきった経済を破壊させることで、台湾を屈服に追いやるのである。人民解放軍の戦略は、アメリカが介入する前に台湾を屈服させ、交渉のテーブルにつかせるだけの、もしくはアメリカが介入する気をなくすだけの実力を蓄えることにある。  中国の指導層は、こうした軍事力を、できれば使わずにすませたいと考えている。孫子の言う「戦わずして勝つ」が、彼らにとっても理想的なのだ。「相手を怯ませられるだけの抑止力を備え、しかもあらゆる弓を引き絞りつつ、実際には矢を射ることなしに、戦わずして圧力をかけ続ける」ことが目標なのである。中国側は、中国の軍事力が強大化し続け、また台湾経済が中国に対する依存度を高めていくうちに、ついに台湾が熟した果実のように中国の手に自然に落ちるという結末を望んでいる。  いずれ、中国は自ら選んだタイミングで、台湾に「拒否できない提案」をするはずだ。脅迫の部分は、言わなくてもわかっている。台湾の指導層は、中国と何らかの形での統一を交渉する以外に選択肢がないと気がつき、アメリカも勝者のない戦争よりはましということで、交渉によって実現した解決案を支持するだろう。  この場合、アメリカ側にとって厄介なのは、中国が台湾よりも軍事的に強くなった結果もたらされた「平和的再統一」を、アメリカは受け入れるべきか、それとも中国を敵だと名指しして、持てる軍事力と経済力をすべて使って中国を封じ込めるべきなのか、という問題だ。それと、もう一つ-人民解放軍が、新たに手に入れた新しい戦闘能力を、はたして本当に使わずにいられるだろうか、という懸念である。
スーザン・L・シャーク『中国 危うい超大国』(2007)p.320-2
 共産党が中国史から汲みとったもう一つの教訓が、体制に不満を抱えたさまざまな社会集団を一つにまとめられる思想は、ナショナリズムであるということだ。清帝国も、中華民国も、中国を侵略する外国勢力に対してまともに抵抗しようとしない、時の政権に業を煮やした愛国運動によって滅ぼされたのだ。近年では、アメリカと日本に怒った学生が何十万人という単位で、デモを行っている。中国の指導層が、このナショナリズムの熱狂をうまく制御できなくなれば、政府は世論に尻を叩かれるようにして戦争に突入するか、それとも清や中華民国と同様、崩壊の運命をたどることになるだろう。中国語で「内憂」と「外患」がワンセットなのには、ちゃんと理由があるのだ。
スーザン・L・シャーク『中国 危うい超大国』(2007)p.426

※このページは、スーザン・L・シャーク『中国 危うい超大国』(2007)、劉傑『中国の強国構想』(2013)p.27-8を参考にしました。

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