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アジア系(アメリカ人)

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<オリエンタル・リフ(チャイニーズ
・リフ)>

『チャイナタウン、マイ・チャイナタウン』
(1910)

『チャイナタウン、マイ・チャイナタウン』
(1929)

『まんが探偵局 ディック・トレイシー』
(1960-1)の日系人のジョー・ヤマダ警部

『わんぱく三人組』(1961-2)のジャパ
ニーズ・バナナ(白人かぶれのアジア人)

カール・ダグラス『吼えろ! ドラゴン』(1974)

『ほえよ!0011』(1974)

FOXニュース『ワッターズ・ワールド』の
オリエンタル・リフ(2016)

Japanese Jazz Pianist Tadataka Unno
Attacked, Beaten In Apparent
Anti-Asian Incident(2021)

ニューヨークの地下鉄で、アジア人男性が、
黒人男性に襲われる(2021)

アジア系マッサージ店など3カ所 連続銃撃
事件 8人死亡(アトランタ 2021)

アメリカの空手代表選手に暴言 ヘイト
クライム被害者語る(2021)

<アメリカのユダヤ人と高等教育
(クォータ制)>

<アメリカにおける反ユダヤ主義に
関する映画>

『十字砲火』(1947)のアイルランド系住民
へのヘイトクライム

『ザ・コミットメンツ』(1991)のアイル
ランド系は欧州の黒人シーン

『紳士協定』(1947)の反ユダヤ主義に
ついての会話

Where are you From?

(オンライン・デートで-管理者注)女性にとってパートナーの人種がどれほど重要であるのかを調べるために、この研究では女性が重視しそうなもう1つの要素-収入-についての希望の違いを人種別に調べています。
 すなわち、女性は男性の収入がどれだけあれば異人種のパートナーを選ぶのかを調べたのです。
 設問では、2人の架空の男性を設定します。1人は同じ人種で年収6万2500ドルの男性。もう1人は、年収はXドルで人種は被験者とは違う3種類のうちどれかとしました。それ以外の属性は全て同一です。このXの額がどれだけ大きければ、異人種であったにもかかわらずその男性を選ぶのかを調べたわけです。
 結果は示唆的でした。白人女性の被験者は、黒人男性が白人男性よりも15万4000ドル多く稼いでいなければ、最初の連絡メールを送ろうとはしませんでした。男性がヒスパニックである場合なら、白人男性よりも7万7000ドル多く稼いでいなければなりません。相手がアジア人である場合なら、白人男性よりも年に24万7000ドル多く稼いでいなければ連絡を取ろうとはしませんでした。
 被験者が黒人女性である場合は、この傾向はいっそう強いものでした。白人男性の場合なら黒人男性よりも22万ドル年収が多くなければだめでした。同じくヒスパニックの場合なら18万4000ドルです。
 対照的に、アジア人女性はアジア人男性よりも白人男性を強く好みました。白人男性なら、他の条件が同程度のアジア人男性よりも年収が2万4000ドル低くてもいそいそと連絡を取ったのです。
 これらの所得差は多額ですが、全ての女性が相手選びに収入を気にしていると考えるのは早計です。実際には被験者の女性たちも、ごくわずかな収入差でも別人種の男性にいそいそと連絡を取ったはずです。この実験の数値がとても大きいという事実は、女性にとってパートナーを選ぶ際には、収入よりも人種の方がはるかに大事であることを示しているのです。
 ではこの実験は男性については何を物語っているのでしょう? 男性は女性の収入などほとんど気にもしていないので、実験そのものがおよそ意味をなさないということです。
マリナ・アドシェイド『セックスと恋愛の経済学』(2013)p.80-2
アメリカに生まれても、白人に憧れても……
やっぱり僕は、中国人として生きていく
ジーン・ルエン・ヤン『アメリカン・ボーン・チャイニーズ』(2006)表紙帯

中国人排斥法(1882)

日系人の強制収容(1942-6)

広島、長崎(日本)への原子爆弾投下(1945)

ブラウン対教育委員会裁判(1954)

アジア系の女の子
 白人男性の95%は、人生のいずれかの段階でイエローフィーバーにかかる。この現象には、有色人種の投票を妨げた人頭税制度、日系人の強制収容、日本への原爆投下、ベトナム戦争などなどに対する罪悪感も影響している。またこれはインタラクティブな現象で、アジア系の女の子もたいてい白人男が好き。ちなみに白人の女の子は決してアジア系の男になびかない。近代史における例外は、ブルース・リーとポール・カリヤの父ちゃんだけだ。アジア系の女の子が白人男になびくのは、厳格で頭が古い父親に対する仕返しってことが多い。黒人男というオプションもあるけれど、移民一世のおばあさんに心臓発作を起こさせてはいけない、と躊躇しがちだね。
クリスチャン・ランダー『ステキなアメリカ白人という奇妙な生き物』(2011)p.13

『誰がビンセント・チンを殺したか』(1991)

クリスティー・ヤマグチ(1992)

ロサンゼルス暴動(1992)

日本人留学生射殺事件(1992)[2][3]

ジョージ・アレン議員が演説のために訪れて
いたブレークスでインド系の青年を「マカカ」
と呼んだ(2006)

バージニア工科大学銃乱射事件(2007)

ジョージ・タケイ: ドナルド・トランプが「中
国ウイルス」という言葉を使う点について(2020)

統計上は、1980年代から90年代、アジア人が殺される可能性など微々たるものだった。それでも、ある意味、両親は大切なことを私に伝えていた。私たちはまったく国に意識されない存在だということを。事実、私は大学二年になるまで、存命だろうが故人だろうが、アジア系アメリカ人について、どの授業でも、どの先生からも教わったことがなかった。移民は重宝な存在だけれど、結局は使い捨てられる集団だった。何かをうまくやり遂げたときにはアメリカン・ドリームの証しと曖昧に指摘されるのに、アジア人であることを理由に殺されてもマスコミは関心を寄せない。私たちが死んでも、アメリカの神話や理想の嘘がばれるわけではない。なぜなら私たちはアメリカ人ではないから。そんなことは顔かたちを見れば一目瞭然だ。
ミシェル・クオ『パトリックと本を読む』(2017)p.11
私と同じミシガン州出身で、母親が私の故郷の町カラマズーの精神病院に入っていた、マルコムXの文章も読んだ。彼は黒人の読者に白人のリベラルを信じるなと警告した。「その白人がどんなにきみに親切だろうが私の知ったことではない。これだけは常に忘れないでほしい。彼らがきみを見る目は、ほぼ確実に、自分自身を見る目や、自分と同種の人間を見る目とは違っている。きみの立場が悪いときには味方になってくれるだろうが、きみの立場がよいときには支持などしてくれない」これと同じような非難をジェイムズ・ボールドウィンが言うのを聞いたことがある。リベラルはいつも適切な本を買い、「適切な態度を取るけれど、彼らには本物の信念というものがない。抜き差しならない状況になったとき、彼らが思っている(とあなたが考えている)ことをいざ実行に移してほしいと思ったら、どういうわけかそこにいない」
ミシェル・クオ『パトリックと本を読む』(2017)p.12

映画におけるホワイトウォッシング

映画におけるホワイトウォッシングとは、アメリカ合衆国の映画業界で白人以外の役柄に白人俳優が配役されることです。
Wikipediaより

<日本製コンテンツを元に実写化した
主なハリウッド映画>

『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』(1993)

『パワーレンジャー・映画版』(1995)

『GODZILLA』(1998)

『バイオハザード』(2002)

『南極物語』(2006)

『スピード・レーサー』(2008)

『DRAGONBALL EVOLUTION』(2009)

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014)

『GODZILLA ゴジラ』(2014)

『ゴースト・イン・ザ・シェル』(2017)

『Death Note/デスノート』(2017)

『ピアッシング』(2018)

『アリータ: バトル・エンジェル』(2019)

『名探偵ピカチュウ』(2019)

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019)

『ソニック・ザ・ムービー』(2020)

『モンスターハンター』(2020)

『パーフェクト・ブルー』(1997)と
『ブラック・スワン』(2010)の類似性

『ハンガー・ゲーム』(2012)と
『バトル・ロワイアル』(2000)の類似性

日本製アニメから影響を受けた
とみられるアメリカ映画

<日本のホラー映画をリメイクした
アメリカ映画>

『リング』(1998)と『ザ・リング』
(2002 PG12)[2][3]

『回路』(2001)と『パルス』(2006)

『呪怨』(2003)と『THE JUON/呪怨』
(2004 PG12)[2](呪怨シリーズとの比較)

『仄暗い水の底から』(2002)と
『ダーク・ウォーター』(2005)

『呪怨』(2000)と『呪怨 パンデミック』(2006)

『着信アリ』(2003)と
『ワン・ミス・コール』(2008)

<韓国映画をリメイクしたアメリカ映画>

『イルマーレ』(2000)と『イルマーレ』(2006)

『猟奇的な彼女』(2001)と
『猟奇的な彼女 in NY』(2007)

『箪笥』(2003)と『ゲスト』(2009)[2][3]

『オールド・ボーイ』(2003)と
『オールド・ボーイ』(2013)

<香港映画をリメイクしたアメリカ映画>

『インファナル・アフェア』(2002)と
『ディパーテッド』(2006)[2]

<香港、シンガポール合作映画を
リメイクしたアメリカ映画>

『The EYE【アイ】』(2002)と『アイズ』(2008)

<タイ映画をリメイクしたアメリカ映画>

『心霊写真』(2004)と『シャッター』(2008)

<フィリピン映画をリメイクしたアメリカ映画>

『Sigaw』(2004)と『The Echo』(2008)

※このページは、町山智浩『実況中継 トランプのアメリカ征服 言霊USA2017』(2017)、数土直志『『AKIRA』悲願のハリウッド映画に! 日本作品の実写化が止まらない真相』(2019)、
廣部泉『黄禍論 百年の系譜』(2020)を参考にしました。

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