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アスペルガー症候群と成功の関係

僕は、アスペルガー症候群の可能性が高いのです。 正式に診断してもらったわけではないのですが、 『DSM-5 精神疾患の分類と診断の手引』が部屋の本棚にあります。 自分と同じような精神疾患を知りたくて、買いました。
アスペルガー症候群の人は、特徴があります。それは特殊な領域に興味があるのです。 僕の場合、特殊な興味がある領域が女装なのです。
特殊な興味がピタリと社会的な需要と当てはまるアスペルガーが成功します。僕の場合は、社会的な需要と合致するか分かりません。


分かりやすく説明すると以下のようになります。 ルール違反をして、学校や会社から注意される。 注意されても止めないから最後は追放される。 箱の外にいる自由な人たちと、遊び始める。 少しずつ大きくなって、先生や会社員も無視できなくなる。 活動が大きくなる度合いに応じて、政治が介入する。 良い逸脱だと証明された段階で、許可が出る。 ルール違反は新しいルールになる。 その時点のルール策定者(政治家)にはほとんど理解不能である。 なぜなら、子どもは、大人が知らないことを知らないことを選択的にやるものだし、そういった未知の未知を3つ4つ集めると面白い遊びになる。 そうして、新しい商品やルールを作った人間は先駆者とかイノベーターと呼ばれるけれど、実際には試行錯誤が好きだったり、懐疑主義者だったりする。そして総称として変人と呼ばれる。 ほとんどが男性で反体制的で、趣味人だ。休日はそればっかりやっている。それが社会的なバグだと知っている。 彼らはオタクで変人だけど、このバグを使うと簡単に金儲けできるぞ、とか、簡単に女と付き合えるぞ、とかどうでもいい理由から始める場合が多い。

問題は自閉症の度合いです。度合いが強すぎると、一生介助者が必要になってしまいます。度合いが低すぎると、一般人と変わりません。つまり自閉症の度合いが中程度(20%~40%)で、見た目は普通なのに、中身は少し変わっていて、軽度の精神疾患を患っているけれど、それを良い逸脱に結び付けて、生産性の向上に成功させられるアスペルガー症候群の人が成功する可能性が高いのです。

アスペルガーの強みは白黒つけたがり、妥協を許さないことです。そして、弱みはそのために社会性が欠けていることだ。 はっきりしろ。グレーなんて色は許さない、と社会に主張します。 そのために論理を極限まで突き詰めたがります。 その代わり、社会性が欠けている点が丸見えの状態で突っ走らなければなりません。結果としてアスペルガー症候群の精神疾患に社会が振り回されることになります。